イワシ(鰯)【かぎけんWEB】

イワシ(鰯)とはニシン目ニシン科マイワシ属の群遊する海水魚です。

自然界(水槽含む)の生きてるイワシ

イワシ
イワシの大群


イワシの大群 イワシの大群
イワシの大群


小イワシの大群
小イワシの大群


マイワシ(真鰯) マイワシ(真鰯) マイワシ(真鰯)
マイワシ(真鰯)周遊中


食料としてのイワシ


幼魚

(生なま)いわしの稚魚

生シラス
生シラス刺身


生シラス軍艦巻き

(釜揚げシラス)いわしの稚魚を釜揚げしたもの。
シラス大根おろし掛け 釜揚げシラス
釜揚げシラス大根おろし掛け、釜揚げシラス

しらす干し シラス干し
釜揚げシラス
(しらす干しとちりめんじゃこ)いわしの稚魚を干して乾燥させたもの。
ちりめんじゃこ ちりめんじゃこ
ちりめんじゃこ、2014年1月30日


野沢菜・ジャコ入りご飯
野沢菜・チリメンジャコ入りご飯、2024年3月9日


成魚

鰯刺身
鰯刺身


ウルメイワシ(うるめ鰯) ウルメイワシ(うるめ鰯) ウルメイワシ ウルメイワシ
ウルメイワシ(うるめ鰯)


ウルメイワシ説明書 ウルメイワシ
ウルメイワシ丸干し


カタクチイワシ
カタクチイワシ(片口鰯)の目刺


片口鰯刺身
カタクチイワシ(片口鰯)


カタクチイワシ刺身
カタクチイワシサシミ(片口鰯刺身)


背黒鰯=片口鰯握り寿司
セグロイワシ(背黒鰯)=片口鰯握り寿司


鰯 鰯7
イワシ(鰯)ウルメイワシ(上)とカタクチイワシ(下)の写真(左側)、ウルメイワシとカタクチイワシの一緒盛り(右側写真)



イワシ(鰯)とは

イワシ(鰯)とはニシン目ニシン科マイワシ属の群遊する海水魚です。日本の北海道〜九州や全世界の温帯〜熱帯海域の温暖な浅海に棲息しています。身体は全長30cm、体側の色は背中側が青、腹側は銀白色をしています。 産卵期は春〜秋で、主食はプランクトンです。 主に人間の食料や肥料などにされるとともに、他の大きな魚類の食料とされます。 イワシの種類には以下のものがあります。

●鰯の種類

マイワシ(真鰯) 、 ウルメイワシ(潤目鰯) 、 カタクチイワシ(片口鰯)   などがいます。

●鰯の食べ方

イワシは安価な魚なので日々食卓に上がります。しかし、年によっては不漁で全く獲れないときがあり、代替魚としてサバ(鯖、学名:Scomber)マアジ(真鯵、学名:Trachurus japonicus)が使われます。 鮮度の良いものは、生食で刺身や、寿司に、 加熱した料理には、塩焼、ソティ、揚げ物、団子汁、つみれ鍋、 加工品には、目刺しや、頬刺し、缶詰などがあります。食べ物図鑑をご参照ください。
また、カタクチイワシや、ウルメイワシ、マイワシの稚魚をシラスと言い、シラスを塩茹でにして干したものをチリメンジャコと呼んでいます。

一般名:イワシ(鰯) 、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門顎口上綱条鰭綱ニシン上目ニシン目ニシン科マイワシ属 、生息分布:北海道〜九州の日本、全世界の温帯〜熱帯海域、環境:温暖な浅海、 、全長:30cm 体色:青(背中)、銀白色(腹) 産卵期:春〜秋 食べ物:プランクトン


■関連ページ

イワシ(鰯)  2024年3月9日  城ヶ崎(2014年5月18日)  マイワシ(真鰯)  ウルメイワシ(潤目鰯)  カタクチイワシ(片口鰯)  城ヶ崎釣り(2011年5月14日)  memo(2012年9月27日)  使用前・使用後物語  魚類図鑑  麹町便り  memo 

●イワシの大群

イワシ
イワシの大群




●マイワシの大群

イワシの大群
イワシの大群

マイワシの大群
ハンマーシャークやマンボウなどと一緒の水槽に入れられ、ほぼ食用となる鰯
名古屋港水族館で、2010年9月5日


マイワシ(真鰯)

一般名:マイワシ(真鰯)
学名:Sardinops melanostictus
別名:ナナツボシ(七つ星)、イワシ(鰯)、Sardine、Spotline sardine
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門顎口上綱条鰭綱ニシン上目ニシン目ニシン科マイワシ属
生息分布:北海道〜九州の日本や東アジア 環境:海面近く
生活型:小型 全長:20〜30cm 体形:細長い紡錘形 
体色:青緑色(背)、銀白色(腹) 体側:小黒点が7つ(とは限らない) 1〜2列並ぶのでナナツボシ(七つ星)とも呼ばれる。 鱗:剥がれ易い 側線:無し 
産卵期:2〜5月 食べ物:珪藻などの植物プランクトンを濾過摂食 

天敵:鯵など中大型の海水魚、軟体動物、海鳥、海生も哺乳類 
一度に雌が産む卵数:5万粒 孵化期間:2、3日 寿命:5、6年  食用・非食用:食用  用途:刺身、寿司、塩焼き、煮干、シラス干し、干物、缶詰、酢の物、 練り物など人間の食用、飼料、肥料、節分の儀式用(ヒイラギの枝とイワシの頭) 
特徴:群泳 呼び名:コバ(小羽、10cm)、チュウバ(中羽、15cm)、オオバ(大羽、20cm) 
特記:鰯は魚編に弱いと書くほどデリイケートな魚。 天敵が多く狙われやすいので大群で生活している。 流れに逆らって口を大きく開けたまま泳ぎ植物性プランクトンを食べる。 ドコサヘキサエン酸を多く含む。

マイワシ(真鰯) マイワシ(真鰯) マイワシ(真鰯)
マイワシ(真鰯)周遊中


マイワシの群
サンシャイン国際水族館で、2010年7月4日

鰯刺身
真鰯刺身
2013年7月24日


ウルメイワシ(潤目鰯)

一般名:ウルメイワシ(潤目鰯)
学名:Etrumeus teres
別名:ウルメ、ダルマイワシ、Round herring
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門顎口上綱条鰭綱ニシン上目 ニシン目ニシン科ウルメイワシ亜科ウルメイワシ属 ウルメイワシ亜科ウルメイワシ属
生息分布:北海道〜九州の日本、全世界の温帯〜熱帯海域 環境:温暖な浅海
全長:30cm 体色:青(背中)、銀白色(腹)  産卵期:春〜秋 食べ物:プランクトン


ウルメイワシ(うるめ鰯)
ウルメイワシ(うるめ鰯)

ウルメイワシ(潤目鰯)の生魚
2009年11月8日、家で


ウルメイワシ
ウルメイワシ

ウルメイワシの干物
2010年11月8日、自宅で


ウルメイワシ
ウルメイワシ説明書

ワカボシ
軽く炙って朝食のおかずに、2012年9月27日

ウルメイワシ(潤目鰯)のページへ


●カタクチイワシ
一般名:カタクチイワシ(片口鰯)
学名:Engraulis japonica
別名:シラス(白子)、チリメン(縮緬)、背黒鰯(セグロイワシ)、シコイワシ、 シコ、泥目(ドロメ)、Japanese Anchovy(ジャパニーズ・アンチョビ)
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱ニシン目ニシン亜目 カタクチイワシ科カタクチイワシ属
分布:日本近海、西太平洋沿岸 環境:環境:沖合い表層を群泳
全長:10〜15cm 体表色:濃紺(背)、銀白色(腹) 
外敵:魚類や海生哺乳類、海鳥 餌:プランクトン 
用途:チリメンジャコに良く使われる

カタクチイワシ
水槽で泳いでいたカタクチイワシの刺身
福岡和食店で、2013年2月5日


カタクチイワシ(片口鰯)

カタクチイワシの刺身(写真上)
大黒ふ頭で釣ったものを調理、2007年8月4日
銀色と黒の2色に見えるのがカタクチイワシで、下の刺身はメジナの焼き切りです。


背黒鰯=片口鰯

背黒鰯=片口鰯の握り寿司
伊東の寿司屋で、2013年5月25日


カタクチイワシ(片口鰯)自家製干物
片口鰯の自家製干物
2014年2月5日

カタクチイワシ
目刺し−カタクチイワシ
軽く炙って朝食のおかずに
2012年9月27日

カタクチイワシ(片口鰯)のページへ 


●ウルメイワシとカタクチイワシの違い

鰯
ウルメイワシ(上)、カタクチイワシ(下)

鰯7
ウルメイワシとカタクチイワシ一緒盛り刺身
2014年2月3日


●稚魚(シラス)
シラスとはカタクチイワシやウルメイワシ、マイワシの稚魚のことです。

生シラス
生シラス軍艦巻き
回転寿司「かいおう」で、2014年4月5日

生シラス
生シラス盛り
伊豆和食、2014年5月18日

シラス
シラス
茹シラス
カタクチイワシやウルメイワシ、マイワシの稚魚
2010年9月24日