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イブキボウフウ(伊吹防風)は、セリ科イブキボウフウ属の常緑多年草です。
イブキボウフウ属は日本には本種１つしかありません。
山で咲くイブキボウフウ
北海道〜近畿地方以東の山地の草原に自生します。
直立した茎は角ばり稜があり、よく分枝します。
葉は2-3回羽状複葉で、小葉には細かい切れ込みが入ります。
花序形は複散形花序で、花序下には総苞片があり、小花序下には小総苞片があります。
小花は5cm前後の白い五弁花で、8〜9月に咲きます。
海岸で咲くハマボウフウもあります。
別属（カワラボウフウ属）に、海岸で咲く
ボタンボウフウ(牡丹防風)
があります。
一般名：イブキボウフウ(伊吹防風)
学名：Libanotis coreana
分類名：植物界被子植物門双子葉植物綱セリ目セリ科イブキボウフウ属
別名：タンナボウフウ
分布：北海道〜近畿地方以東 環境：山地の草原
生活型：常緑多年草 草丈：120cm
茎：角張り稜があって直立し、分枝
葉：2-3回羽状複葉 小葉：ニンジンの葉状の細かい切れ込み
花序形：複散形花序 小花径：0.5cm前後 花色：白
花弁数：5枚 開花期：8〜9月
総苞片：花序下にある 小総苞片：小花序下にある
果実形：楕円形 果実形：分果
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