カラスウリ(烏瓜)【かぎけんWEB】

カラスウリとは、スミレウリ科カラスウリ属の多年草です。別名:タマズサ(玉章)

カラスウリ(烏瓜)とは

>カラスウリ(烏瓜とは、夏、夕方〜夜にかけて芳香のある白花を咲かせ、 秋に赤い果実をつけるウリ科カラスウリ属の蔓性多年草です。
長い萼筒の先に白い五弁花があり、花弁の縁部が無数の細紐状に伸びてレースのようになります。 雌雄異株で雄株と雌株に分かれており、スズメガを媒体として雌株の花が受精し果実を成らせます。 キカラスウリ(黄烏瓜) と似ています。 違いは、いずれの花も夜から朝方まで咲きますが開花時間の長さが異なり、 キカラスウリの花は朝方まだ咲き残りますが、カラスウリの花は萎んでしまいます。 カラスウリの実は赤くキカラスウリより小さい。キカラスウリの実は黄色で大きいです。 カラスウリの葉は、形が朝顔の葉に似てシャープで表面に毛がありますが、 キカラスウリの葉は丸みを帯びて滑らかカラスウリの葉より小さいです。

一般名:カラスウリ(烏瓜) 、学名:Trichosanthes cucumeroides 、別名:タマズサ(玉章) 、分類名:植物界被子植物真正双子葉類ウリ目ウリ科カラスウリ属カラスウリ種 、原産地:日本、中国、台湾 、分布:林の縁 、開花期:7〜9月 花色:白  、花径:5cm(レース部含むと10cm)  、葉長:15cm 成実期:10〜11月 、果実径:5〜7cm 果実色:緑→(熟すと)赤・朱


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烏瓜花の花(渡辺波津美様提供)


カラスウリ カラスウリ カラスウリ
烏瓜の果実

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カラスウリ

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カラスウリ(烏瓜) 雄花
2008年8月8日、清瀬市で(渡辺波津美様撮影)

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カラスウリの果実
高千穂で、2011年10月8日