サトウキビ(砂糖黍)

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サトウキビとは、イネ目イネ科サトウキビ属の1年草です。

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別名:カンショ(甘蔗)、ウージ(沖縄方言)、Sugarcane(英名)

サトウキビ畑

サトウキビ(砂糖黍) サトウキビ サトウキビ サトウキビ サトウキビ


サトウキビから作られた製品

サトウ(砂糖、Sugar) コクトウ(黒糖) サンオントウ(三温糖) かりんとう アメ(飴)

サトウキビ(砂糖黍) とは、インドのガンジス川流域原産で(亜)熱帯地域の畑で栽培される イネ目イネ科サトウキビ属の植物で砂糖の原材料となる有用な農産物です。 日本へは中国福建州より奄美諸島に渡来しました。

植物としてのサトウキビ
草丈3mになり、立ち姿は巨大なススキのようであり、葉は細長い線形で茎の基部は木質化しています。 竹のような茎は節の間が詰まっており糖分を含みます。

利用する部位
利用するのは髄で、生食や、料理素材、砂糖や黒糖などの糖類を作り、さらに糖から各種食品が作られ、 黒糖焼酎やラム酒などのアルコール飲料や、ガソリンに代わる植物性燃料としての工業用エチルアルコール、 搾りかすからパルプが作られます。

砂糖各種
サトウキビを原料として搾って汁を煮詰めたものに、黒砂糖(クロザトウ)、別名で黒糖(コクトウ)や、 糖蜜を残した三温糖(サンオントウ)、和三盆(ワサンボン)があります。

菓子
黒砂糖を使った代表的な駄菓子に「かりんとう」があります。これは、小麦粉に砂糖、水、イースト、塩などを入れて 短い棒状にして油で揚げ、黒砂糖を溶かして作った蜜を塗って乾燥させたものです。

一般名:サトウキビ(砂糖黍)
学名:Saccharum officinarum
別名:カンショ(甘蔗)、ウージ(沖縄方言)、Sugarcane(英名)
分類名:植物界被子植物単子葉植物綱イネ目イネ科サトウキビ属
原産地:インドのガンジス川流域
生息分布:沖縄諸島、ブラジルやインド、中国などの(亜)熱帯地域 環境:畑 
草丈:300cm 
葉色:緑 葉形:細長い線形
茎:竹に似ているが節の間は詰まっていて糖分を含む
収穫:植付けから収穫まで1年かかる 収穫期:冬
用途:髄を生食や、料理素材に、砂糖や黒糖など各種の糖から様々な食品が作られ、 黒糖焼酎やラム酒などのアルコール飲料や、工業用エチルアルコール製造の原料、 搾りかすはパルプなどに利用される。
生食する場合:外皮は固いのでナイフで剥き、髄の汁を味わい、カスは吐き出す。
備考:日本へは中国福建州より奄美諸島に渡来 

■関連ページ
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サトウキビ畑

サトウキビ サトウキビ サトウキビ サトウキビ サトウキビ
サトウキビ畑


サトウキビから作られた製品


サトウ(砂糖、Sugar)
ヨーグルト用砂糖

コクトウ(黒糖)
クロザトウ(黒砂糖)=コクトウ(黒糖)


サンオントウ(三温糖)
サンオントウ(三温糖)


かりんとう

黒砂糖を使って作られた駄菓子−かりんとう

アメ(飴)
砂糖を使って作られた「アメ(飴)」、2014年2月4日