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アンデス山脈は原種の宝庫
投稿日:2018/08/08
カテゴリ:かぎけん花図鑑


花の原種が多い国に南アフリカと並んで、ペルーなど中南米の地域があります。本日取り上げる花 アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum) もその一つです。

コロンビアからエクアドル、ペルーに至る地域は生物の宝庫で、なんと、現在私達が食用としている、ジャガイモやトマト、トウモロコシ、トウガラシ、カボチャ、ズッキーニ、キヌア等の野菜やイネ類、果実のパイナップル、ピーナッツ、カカオ、バナナ、マンゴー等、タバコ、花ではラン(マスデバリアなど)、ベゴニア,アルストロメリア,ハナセンナ、オドントグロッサム、キダチチョウセンアサガオ、アゲラタムなど、枚挙できないほど多数の原産地です。アンデス山脈による恩恵で、標高が高く、気温が低く、降雨が少ないという厳しい環境が植物の多様性を生み出してきました。
ところで、今回のアゲラタムですが、種小名にhoustonianumと付きます。学名を付けるのは植物学者リンネ氏から始まりましたが、これら現地から採集して持ち出した人の名前を種小名に付けることも多く、私(柳下)は個人的に以前から少し違和感を感じています。花が生えているのは現地であって、それを採取した人への献名とするのは越権行為のような気がしています。
アゲラタム(Ageratum、学名:Ageratum houstonianum)のページは、かぎけん花図鑑をご覧ください。