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脂肪は贅肉ではなかった(2017年5月17日 藤田明希)
投稿日:2017/05/17
カテゴリ:かぎけんPickUpNEWS

一般に皮下脂肪あるいは内臓脂肪もひっくるめて「贅肉」といいます。贅肉の「贅」の字には、余計なもの、役に立たないもの等の意味があるので一般的な脂肪のイメージと一致しています。

ところが理化学研究所(https://www.riken.jp)のリリースによると脂肪細胞が寄生虫に対する感染防護メカニズムの一端を担っていることが明らかになったそうです。今のところ人間での確認ではなくマウスでの確認ですが感染防護のメカニズムの一部が明らかになったようです。

この研究が進み脂肪細胞の役割を肩代わりする薬剤等が開発されれば、体内脂肪細胞の割合が極端に低く、寄生虫感染に対して抵抗性の低い人々の多い地域で寄生虫による病気や死亡を防ぐことが出来るようになります。貧困という根本的な問題の解決にはなりませんが、それが引き起こす大きな問題を解決する第一歩かもしれません。

贅肉と呼ばれてきた脂肪細胞も完全に無駄や余計なわけではなかったのです。尤も私の場合は少々多すぎるようで過体重のため最近膝痛に悩まされています。私の脂肪細胞の大半は贅肉と言っても差し支えないようです。

元記事

理化学研究所 肥満細胞の新たな機能を発見 -寄生虫の新しい初期感染防御メカニズムを解明-