学会論文-流体

学会発表論文 風環境評価とCFD

「環境評価における数値流体解析の活用に関する課題」
平成17年度 第10回日本計算工学会講演会論文

2005年5月10日

(株)科学技術研究所は、来る6月2日(木)、「環境評価における数値流体解析の活用に関する課題」 に関する論文発表を行います。

■論文概要

発表論文は、大阪地方裁判所で実際に争われたビル風問題に関わった筆者等が裁判を通じて体験した風環境評価とCFDの活用に関する課題と提言について簡潔にまとめたものです。筆者等は、マンション建設後の風環境の悪化を懸念した敷地所有者から風環境評価を依頼され、KeyFlowを用いて風況解析を行い結果を資料として裁判所に提出しました。それに対して、その後、建設者は風環境予測を別途行い裁判所に資料を提出しました。両者を比較すると、流体解析の結果は筆者等と建設者でほぼ同じでしたが、風環境評価で大きく分かれました。何故、この点で分かれたのでしょうか? 本論文で、筆者らは、CFDを風環境評価に適用する際に生じる課題と提言を論じます。

流体

CFD


■タイトル/講演者/講演日時

「環境評価における数値流体解析の活用に関する課題」
SUBJECTS ON APPLYING COMPUTATIONAL FLUID ANALYSIS TO AN ENVIRONMENTAL EVALUTION
株式会社 科学技術研究所 藤田明希、柳下瑞穂

■論文発表日程

演題名:
環境評価における数値流体解析の活用に関する課題
論文番号:
E-9-1
セッション名:
CAEと製品開発
発表者
株式会社 科学技術研究所 科学技術部長 藤田 明希
日時:
2005年(平成17年)6月2日(木) 11:05〜12:35
開催場所:
国立オリンピック記念青少年総合センター「センター棟」1階
開催:
日本計算工学会