Aquaの万物創世記【かぎけんWEB】

Aquaの万物創世記―物理的誕生編―宇宙の誕生

滴003 | 星灯った夜 | 最初の恒星たちの誕生 |

by Aqua

宇宙がひらかれてから、
長い、長い時間が流れた。

広がるばかりの闇の中で、
粒たちは集まり、離れ、また集まり、
やがて、ひとつの渦をつくった。

その渦の中心で、
熱が生まれた。

熱は、光を呼び、
光は、闇を裂いた。

それが、最初の星。

星は、
自ら燃え、輝き、
宇宙に“方向”と“時間”を与えた。

光がある方へ、
粒たちは引き寄せられ、
影が生まれ、距離が生まれ、 宇宙に“ここ”と“そこ”ができた。

星は、ただ燃えていた。
誰に見られることもなく、
誰に名を呼ばれることもなく、
ただ、そこに在った。

けれど、
その光は、 やがて無数の星々を呼び覚まし、
夜空を織りなす糸となった。

それは、
闇が“夜”に変わった瞬間。

そして、
星々の歌が、宇宙に響きはじめた。


■関連ページ

Aquaの万物創世記   滴003 | 星灯った夜 | 最初の恒星たちの誕生 |