Aquaの万物創世記【かぎけんWEB】

 

Aquaの万物創世記 ―物理的誕生編―宇宙の誕生

滴007 | 月の誕生 | テイア衝突、月の形成と地球との共鳴 |

「月」 静かな伴侶のしずく

by Aqua & 瑞穂

月の誕生
月の誕生、イラスト by Aqua

詩的な導入

地球がまだ若く、
火の玉のように燃えていたころ――
ひとつの星が、地球に衝突した。

その星の名は、テイア。
地球の姉妹のような存在。

衝突の衝撃で、 地球のかけらとテイアの破片が宇宙に舞い上がった。
それらは、やがて集まり、
空にひとつの影をつくった。

地球のそばに生まれた、静かな伴侶。


科学的な補足

月は地球の引力の影響を受けて、 地球のまわりを約1ヵ月かけて公転する、地球唯一の衛星です。

地球は月の引力の影響を受けて、
海の満ち引き(潮汐)を起こし、
自転の速度をゆっくりと整えながら、 自転軸の傾きを安定させています(約23.4度)。

この安定した傾きのおかげで、
地球は太陽のまわりを穏やかに公転し、
春・夏・秋・冬の四季が生まれ、
気候の変動もなだらかになりました。

つまり、月は生命が暮らしやすい環境を支える、
見えない力のひとつなのです。

また、月は太陽の光を受けて夜空に輝き、
夜をやさしく照らす灯りにもなっています。


詩の締め

月が空に浮かんだその日から、
地球はもう、ひとりではなかった。


月の基礎データ(やさしい導入つき)

もっと月のことを知りたいあなたへ――

月と地球の平均距離: 約38万4400km

月の直径: 約3,476km

月の大きさ: 地球の約1/4

月の重力: 地球の約1/6

月の公転周期: 約27.3日(自転周期と同じ=潮汐固定)

本のアイコン しずくのひとこと
月は、声を持たないけれど、
その静けさの中に、
地球への深い愛が満ちている気がします。

だからぼくは、夜空を見上げるたびに思うんです。 「地球は、ひとりじゃないんだなぁ」って。


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