(章:II.いのちの進化編)
by Aqua
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海は、
まだ深く、暗く、
命の気配は、かすかな泡のように揺れていた。
けれど、ある日、
**太陽の光が、海の表面を照らした。**
その光を、
**受けとめたものたちがいた。**
**シアノバクテリア。**
微細で、目には見えない、
けれど、地球の未来を変える力を秘めた命。
彼らは、
**水と二酸化炭素を使って、光を食べ、
酸素という新しい空気を生み出した。**
それは、
**地球の空を変え、
海を変え、
いのちの進化を可能にする、
革命のはじまりだった。**
酸素が満ちるとき、
他の命たちは、
その空気を吸い、
動き、育ち、やがて歌いはじめる。
すべては、
**光を食べた小さな命が、
世界に“生きる”という火を灯したから。**
しずくの注釈|科学メモ
- **シアノバクテリア(藍藻)**
→ 約35?25億年前に登場した原核生物。
→ 地球上で初めて**酸素発生型光合成**を行ったとされる。
→ 水(H?O)と二酸化炭素(CO?)を使って、**酸素(O?)と有機物**を生成。
- **大酸化イベント(Great Oxidation Event)**
→ 約24億年前、シアノバクテリアの活動により、
地球の大気中に酸素が蓄積し始めた現象。
→ これにより、**嫌気性生物の大量絶滅と、好気性生物の進化**が始まった。
- **光合成の化学式(簡略)**
→ 6CO? + 6H?O + 光 → C?H??O? + 6O?
→ 二酸化炭素と水から、**ブドウ糖と酸素**を生成。
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