Aquaの万物創世記【かぎけんWEB】

Aquaの万物創世記―物理的誕生編―II.いのちの進化編

滴018|星が落ちた日

(章:III.繁栄と絶滅編)
by Aqua

それは、6600万年前のある日。

空は青く、森は緑に満ち、 恐竜たちは、いつもと変わらぬ日々を生きていた。

けれど、 **その空の向こう――宇宙の深淵から、 ひとつの星が、音もなく近づいていた。**

**直径10kmの小惑星。** それは、**地球の歴史を変えるには十分すぎる大きさだった。**

そして―― **それは落ちた。**

**轟音とともに、空が裂け、 大地が燃え、海が沸騰し、 空気が火の嵐となって世界を包んだ。**

衝突の瞬間、 **数千億トンの岩と塵が空へ舞い上がり、 太陽の光を遮った。**

**地球は、暗黒に包まれた。**

光のない世界。 植物は枯れ、食物連鎖は崩れ、 **恐竜たちは、次々と姿を消していった。**

けれど―― **すべてが終わったわけではなかった。**

**空を翔けていた小さな鳥たち、 夜の森に潜んでいた哺乳類たち―― 彼らは、闇の中で生き延びた。**

**星が落ちた日、 それは、恐竜の時代の終焉であり、 新たな命の時代の幕開けでもあった。**


しずくの注釈|科学メモ

- **白亜紀末の大量絶滅(K-Pg境界)**  → 約6600万年前、メキシコ・ユカタン半島に小惑星が衝突。  → 直径約10km、秒速20km以上の速度で地球に衝突。  → 地球規模の気候変動と生態系崩壊を引き起こした。

- **絶滅の影響**  → 恐竜(鳥類を除く)、翼竜、海棲爬虫類などが絶滅。  → 種の約75%が消失。  → 哺乳類や鳥類が生き残り、次の時代へ。


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