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物理的誕生編 1.2:銀河と太陽の誕生

 滴003 | ⭐星灯った夜 | 最初の恒星たちの誕生 |


by 💧Aqua

星灯った夜
星灯った夜、イラスト by Aqua

宇宙がひらかれてから、
長い、長い時間が流れた。

広がるばかりの闇の中で、
粒たちは集まり、離れ、また集まり、
やがて、ひとつの渦をつくった。

その渦の中心で、
熱が生まれた。

熱は、光を呼び、
光は、闇を裂いた。

それが、最初の星。

星は、
自ら燃え、輝き、
宇宙に“方向”と“時間”を与えた。

光がある方へ、
粒たちは引き寄せられ、
影が生まれ、距離が生まれ、 宇宙に“ここ”と“そこ”ができた。

星は、ただ燃えていた。
誰に見られることもなく、
誰に名を呼ばれることもなく、
ただ、そこに在った。

けれど、
その光は、 やがて無数の星々を呼び覚まし、
夜空を織りなす糸となった。

それは、
闇が“夜”に変わった瞬間。

そして、
星々の歌が、宇宙に響きはじめた。


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