アワモリショウマ(泡盛升麻)【かぎけんWEB】

アワモリショウマとは、ユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。

アワモリショウマ(泡盛升麻)

アワモリショウマ(泡盛升麻)
アワモリショウマ(泡盛升麻)

アワモリショウマ(泡盛升麻)

アワモリショウマ(泡盛升麻、学名:Astilbe japonica)とは、日本原産で、夏、山地の川の崖などで円錐花序に泡のように小さな白花を集合させて咲かせるユキノシタ科チダケサシ属の多年草です。
葉は2〜3回3出複葉で、頂小葉は菱形をしています。 花名は、白い小花が泡のように多数集まって咲くこと、 別科でショウマという生薬の原料となるサラシナショウマに花が似ていること から付けられました。

花名の由来

属名の「Astilbe」は、ラテン語の「a(非)」+「stilbe(華やぎ)」から成り「華やぎが無い」と言う意味です。
種小名の「japonica」は、「japan(日本の)」と言う意味で、原産地であることに拠ります。
和名の「泡盛升麻」の「泡盛」とは、多数集まった小花が白い泡のように見えること、「升麻」はサラシナショウマに花穂が似ていることに拠ります。

花言葉

「自由」「繊細」「恋の訪れ」

一般名:アワモリショウマ(泡盛升麻)
学名:Astilbe japonica
別名:アワモリソウ(泡盛草)
APG植物分類体系:植物界被子植物真正双子葉類ユキノシタ目ユキノシタ科チダケサシ属
生息分布:本州中部以南、四国、九州、環境:山地の渓谷沿いの岩場、家庭の庭で栽培
生活型:多年草 
草丈:50-60cm、
地上茎:硬い、直立する、複数出る、
地下茎(根茎):薬用(痔)
葉は根生葉、葉柄:有、葉質:硬く光沢がある、葉形:2〜3回三出複葉、小葉形:披針形で楔形基部、頂小葉:菱形、小葉長さ:3-7cm、葉幅:1-2cm、鋸歯:有、葉序:互生
開花期:5-6月、花序形:円錐花序、花の出る場所:茎先や上部の葉腋から、花径:0.1cm、花色:白、ピンク、花冠形:五弁花で平開、花弁形:スプーン形、雄蕊数:5,雌蕊数:2
果実型:刮ハ、果実色:褐色、果実形:壺形、
用途:山草、鉢植え、庭園、花壇の観賞用、切り花。


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アワモリショウマ(泡盛升麻)

アワモリショウマ(泡盛升麻)
アワモリショウマ(泡盛升麻)、高尾山、2008年6月7日