コナスビ(小茄子)【かぎけんWEB】

コナスビは、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。果実がナスビに似ている

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コナスビ(小茄子) は、初夏、黄色い小さな五弁花を咲かせるサクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。 日本全国の道端や草地で見られる野草です。 茎や葉の表面に多数の軟毛が生えており、茎は地面を這います。 葉は卵形をしており、対生に付きます。 葉腋から極短い花柄が出て先端に花を咲かせます。 花後に小茄子のような実が上向きに成ります。 コナスビは、花名にナスビと付きますが、前述のようにナス科ではなくサクラソウ科です。 ナスの花は紫色ですが、コナスビの花は黄色で花色も花の形も似ていません。 果実の形が似ているのでそのような名前が付けられました。

一般名:コナスビ(小茄子) 、学名:Lysimachia japonica Thunb. f. subsessilis 、別名:エボシグサ(烏帽子草) 、科属名:サクラソウ科オカトラノオ属 、生息分布:日本全国〜東・東南アジア 環境:道端や草地 、草丈:10〜20cm 開花期:5〜6月 花色:黄 花径:1cm 花弁数:5枚 雄蕊数:5本

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●コナスビ

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コナスビ(小茄子)
2009年5月24日、城ヶ崎海岸で
コナスビの花にアカヤマアリ(赤山蟻)がのっています。