オニシバリ(鬼縛)【かぎけんWEB】

オニシバリは、ジンチョウゲ科オニシバリ属の夏落葉小低木です。

オニシバリの花

オニシバリ オニシバリ
オニシバリの花、京都府立植物園eos(2018年3月25日)


オニシバリの果実

オニシバリ オニシバリ オニシバリ
オニシバリの果実、神代植物公園、2016年6月5日


オニシバリ(鬼縛)とは

オニシバリ(鬼縛り、学名:Daphne pseudomezereum)とは、日本原産で、ジンチョウゲ科オニシバリ属の夏落葉小低木です。名前の由来は、樹皮が丈夫で鬼でも切れないことに拠ります。夏に落葉するのでナツボウズ(夏坊主)とも呼ばれます。秋に新葉が出ます。雌雄異株です。晩冬〜春に、葉腋に薄黄緑色の小花を束生して咲かせます。この4弁花のように見えるものは、実際には、先が4裂した萼です。

一般名:オニシバリ(鬼縛り)、
学名:Daphne pseudomezereum、
別名:ナツボウズ(夏坊主)、
分類名:植物界被子植物真正双子葉類アオイ目ジンチョウゲ科オニシバリ属、
原産地:日本、分布:東北南部〜九州、環境:樹下、生活型:夏落葉小低木、
樹高:80?100cm、樹皮:薄灰褐色で強靭、
葉質:薄く柔らかく、表裏面とも無毛、葉形:倒披針形、葉序:枝先に束生し互生、葉縁:全縁、落葉期:7月〜8月、雌雄異株、花序形:短い穂状花か頭花、花の出る場所:葉腋、雌花:雌蕊1、雄花:雄蕊8、花弁:無し。花のように見えるものは萼、顎形:筒状で先端が4裂、開花期:2月?4月、花色:薄黄色、萼片:8mm、花の付き方:10〜20輪が束生、
結実期:6月、果実:液果、果実径:0.8cm、果実色:赤、果実:有毒。


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京都府立植物園sony(2018年3月25日)