4月の花#7(2005年)

2005年4月、江東区の川縁には、ヤハズエンドウ(矢筈豌豆) とコメツブウマゴヤ(米粒馬肥やし）などが咲いていました。

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ヤハズエンドウ（矢筈豌豆）は春に草むらや道端で普通に見られる耐寒性つる性の一年生野草です。 花はマメ科特有の小さな蝶形をしており、スズメノエンドウ(雀野豌豆)に似ていますが、 別名をカラスノエンドウと言うように、花はスズメノエンドウより大きいです。 カラスノ...といっても、カラス(烏)のように色が黒い訳ではなく相対的な大きさ、 鳥の雀と烏の大きさに因んでいるだけです。 ヤハズエンドウという名前は葉の中央が窪んだヤハズ(矢筈)形をしているから命名されましたが、 若葉の頃は葉の先端は尖っています。

一般名：ヤハズエンドウ（矢筈豌豆）
学名：Vicia sepium
別名：カラスノエンドウ（烏野豌豆）
科属名：マメ科ソラマメ属
草丈：50〜100cm　開花期：4〜6月　花色：赤紫・白　結実期：5〜7月 　花径：1.5cm

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コメツブウマゴヤシ(米粒馬肥やし)はウマゴヤシの一種で、 種子がコメツブのように小さいことから命名されました。 春に小さな黄い集合花を咲かるヨーロッパからの帰化植物で馬等の牧草として輸入され その後野生化した一年草です。葉は緑色で葉縁に穏やかな鋸歯があります。 花の感じがコメツブツメクサ(米粒詰草)に似ています。

一般名：コメツブウマゴヤシ(米粒馬肥やし)
学名：Trifolium dubium Sibth(トリフォリウム・ヅビウム)
科属名：マメ科ウマゴヤシ属
原産地：欧州〜西アジア
草丈：20〜40cm　開花期：5〜6月　花色：黄　花穂長：2cm

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