カラテア(Calathea)【かぎけんWEB】

カラテアとはショウガ目クズウコン科カラテア属の非耐寒性常緑多年草です。観葉植物として人気です。

カラテアとは

カラテアとは中米〜南米を原産とするショウガ目クズウコン科カラテア属の非耐寒性・耐暑性常緑多年草です。 草丈は30〜100cmで、葉模様が美しいので観葉植物として用いられます。 葉の付け根から伸びた花茎の先端に花穂を付けます。花穂には、苞と呼ばれる葉の一部が密生し花のように見えますが、実際の花は苞の間から覗く小さいものです。通常のカラテアの花は左程美しくないので観賞用とはされません。 日照は明るい日陰を好みます。カラテアには150種ほどの品種があります。


カラテア・バルセビッチ(Calathea warscewiczii)
カラテア・バルセビッチ(Calathea warscewiczii)


カラテア ランキフォリア
カラテア ランキフォリア(Calathea lancifolia)
=ヤマネシハイヒメバショウ、学名:Calathea lancifolia)


●カラテアの仲間
Calathea aemula All Green’(カラテア・アエムラ‘オール・グリーン’)、
Calathea albicans(アルビカンス)、原産地:中米〜南米北東部、葉形:ずんぐりした楕円形、葉模様:薄緑地に濃緑の縞模様、花色:白
Calathea veitchiana(ヴィーチアナ)、
Calathea undulata(ウンドゥラタ) 原産地:ブラジル〜ペルー。、草丈:20〜30cmでグランドカバー。葉長:15〜30cm 葉形:光沢のある長楕円形で緑色の濃淡の縞模様があり中央葉脈に沿って白帯がある 葉裏色:紫赤色。葉の付き方:互生、花序形:総状花序 苞色:緑色、苞形:ラッパ状の苞の間から小花を咲かせます。小花色:白 用途:鉢植え、切り葉
Calathea elliptica‘Vittata’(エリプティカ‘ウィッタタ’)、
Calathea oppenheimiana(オッペンヘイミアナ)別名:オオヤバネバショウ、原産地:ブラジル、葉表色:緑と白、葉裏、赤紫
Calathea orbifolia(オルビフォリア)、
Calathea ornata'Sabderiana'(カラテア・オルナータ"サンデリアーナ")、原産地:ギアナ、葉形:長楕円形、葉色(表):濃緑地に細い横縞が入り部分的に薄桃色に色づく
Calathea crocata(クロカータ)、草丈20cm。葉色:表は暗緑色で、裏は紫紅色。花色:鮮橙色。鉢花として利用。
Calathea crotalifera(クロタリフェラ)、
Calathea cylindrica(キリンドリカ)、
Calathea scuroides(スクロイデス)、
Carathea splendida(カラテア・スプレンディダ)原産地:ギアナ、葉形:長楕円形、葉模様:濃淡緑
Calathea zebrina(ゼブリナ)-原産地:ブラジル。草丈:100cmの大型種。葉長:60cm、葉はバ:30〜50cm。葉色:緑色地に黄緑色の縞模様が入ります。花序形:総状花序、花被片:紫、花色:白、開花期:5〜6月
Calathea nigricans(ニグリカンス)、
Calathea bachemiana(バケミアナ)、
Calathea picturata ‘Argentea’(ピクツラタ‘アルゲンテア’)、
Calathea flavescens(フラウェスケンス)、
Calathea princeps(プリンケプス)、
Calathea burle-marxii(ブルレ-マルクシー)、
Calathea bella(ベラ)ブラジル原産・葉形:太めの楕円形。葉色:灰緑色地に濃緑色の羽模様が入ります。葉縁に濃緑色のマーカーあり。
Calathea mediopicta(メディオピクタ)、
Calathea makoyana(マコヤナ)、カラテアの代表種2の内の一つ。葉長:50cm以上。別名:ゴシキヤバネバショウ、ピーコックプラント。原産地:ブラジル、葉形:卵形、葉模様(表):緑の縁取りがあり、白地に緑色の羽模様が入る、葉模様(裏):赤紫地に羽模様が入る。葉質:薄く半透明。
Calathea(マシュー)、葉形:楕円形でずんぐりしており造花のような光沢があります。葉色:濃緑色地に筋が入ります。
Calathea micans(ミカンス)、
Calathea musaica(ムサイカ)、
Calathea lancifolia(ランキフォリア)、カラテアの代表種2の内の一つ。原産地:ブラジル。葉形:披針形で葉縁が緩く波打つ。葉色:薄緑地に濃緑色の矢羽模様が入る。葉色(裏):赤紫
Calathea lietzei(リーツェイ)ブラジル原産。草丈:60cm。葉形:先端がやや尖った長楕円形で縁が緩く波立つ。葉色:表は濃緑色地に明緑色の矢羽模様が入ります。葉裏色は赤紫色をしています。花色:白。、
Calathea louisae ‘Alliance’(ルィーゼ‘アルビカンス’)、
Calathea louisae‘Emperor’(ルィーゼ‘エンペラー’)、葉に班入り
Calathea rufibarba(ルフィバルバ)、葉形:細長い線形で縁が緩く波打ちます。葉色:表は緑色で裏は薄紅色です。
Calathea leopardina(レオパルディナ)、
カラセア・ロエセネリ(Calathea loeseneri) 原産地:ペルー、ボリビアなどの南米。
Calathea roseopicta ‘Illustris’(ロセオピクタ‘イルストリス’)、
Calathea roseopicta ‘Asian Beauty’(ロセオピクタ‘エイシアン・ビューティー’)、
Calathea rotundifolia(ロツンディフォリア)、原産地:ブラジル。葉形:卵形で縁が緩く波打つ。葉色(表):薄緑色地に細い白線が入ります。
Calathea warscewiczii(バルセビッチ)、原産地;コスタリカなど中南米、葉形:楕円形、花穂:ソフトクリームのよう
Costus woodsonii(ウッドソニー)、原産地:中央アメリカ、花穂の赤いコーン状の苞から黄色い花を咲かせます。葉はスパイラル状ではない。

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