ナミアゲハ、2020年9月20日城ケ崎
ナミアゲハ(並揚羽)、木場公園(2020年10月4日)
ナミアゲハ終齢幼虫、イラスト by Copilotさん
ナミアゲハ中齢幼虫(鳥の糞に疑似)2010年8月1日、筑波
ナミアゲハ(並揚羽)とは
ナミアゲハ(並揚羽、学名:Papilio xuthus)とは、チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ属アゲハ種の蝶です。日本では普通に見られる蝶です。
ミカン科の葉に薄黄色をした0.1cm径の球形の卵として生まれて、後に緑色の鎧状をした幼虫になり蛹を経て羽化して成虫となります。
サンショウ(山椒)藤田和代様から
翅は黒地で帯黄白色の斑紋や腺が入ります。後翅には尾状突起があり橙色の丸い斑点があります。
似た蝶
キアゲハとナミアゲハ(単にアゲハチョウとも呼ぶ)は似ています。両者の見分け方は以下の点です。
両者の違い
表翅の付け根:キアゲハは灰黒色のベタ、アゲハは筋模様入り
翅の色味:キアゲハの方が黄色味が強い、ナミアゲハは薄黄色
食草:キアゲハがせり科の植物、アゲハがミカン科の植物
幼虫の色:キアゲハは黒と緑の縞々、アゲハは緑一色
一般名:ナミアゲハ(並揚羽)
学名:Papilio xuthus
分類名:動物界節足動物門昆虫綱チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ属アゲハ種
別名:Asian Swallowtail、Chinese Yellow Swallowtail、Xuthus Swallowtail
生息地:北海道、本州、四国、九州、南西諸島、生活環境:林、草原
前翅長:4-6 cm、翅色:、出現期:3-10月、食餌:ミカン科の葉
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