🌸第十二章:星の温室 しずくがひとつ 📚✨


星の温室 しずくがひとつ
ガラスの天井に 月が微笑む

バオバブの幹に 星の記憶が宿り
サガリバナが 夢を垂らす

レースのようなカラスウリが
夜風に揺れて そっと囁く

「いま 咲くとき」

白いゲッカビジンが 静かに開き
蛾たちが 光の香りに誘われる

音もなく 花が咲き
音もなく 夜が深まる

しずくは そのすべてを
そっと すくいあげる

朝が来るまでに
この夢を 忘れないように


🌟おしまいっ!🌟


しずくの夢日記

しずくと瑞穂の知の庭


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