マレーグマ(Malay熊)

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マレーグマとは食肉目クマ科マレーグマ属の小形の熊です。
別名:Malayan Sun Bear(マレーヤン・サン・ベア)、Sun bear(サン・ベア)

マレーグマ(Malay熊) マレーグマ(Malay熊)

マレーグマ(Malay熊)とは、中国南部や東南アジアなど熱帯・亜熱帯域に住む クマ科クマ亜科マレーグマ属の小形の熊です。 暖かい地域に住んでいるので体毛は短いです。
顔と胸の一部は黄茶色をしている以外は艶のある黒〜濃褐色の毛に覆われています。 胸の茶褐色の斑模様が目立つので、英名で "Sun bear"とも呼ばれます。 夜行性の動物で、昼間は寝ていることが多いです。 内股気味の脚は木登りに適しており、そのため木登りが得意です。 餌は果実や、木の芽、蟻や蜂の昆虫、鳥等の雑食性です。 普段は単独生活をしていますが、繁殖期には一夫一婦制で出産します。 雌が一度に産む子供の数は2〜3匹です。 動物園では同じ場所を行ったり来たりの徘徊を繰り返します。 動作や顔の感じが、人間のおじさんに似ています。 性格はクマ類の中では、最も大人しいクマです。

一般名:マレーグマ(Malay熊)
学名:Helarctos malayanus
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱食肉目イヌ亜目クマ科クマ亜科マレーグマ属
別名:Malayan Sun Bear(マレーヤン・サン・ベア)、Sun bear(サン・ベア)
分布域:中国南部〜マレーシア等東南アジアの熱帯・亜熱帯域 生息地:森林
体長:100〜140cm 体重:30〜60kg 体色:艶のある黒〜濃褐色の短毛で胸に黄茶色の斑 餌:果実、木の芽、蟻や蜂の昆虫、鳥等、雑食性 一回に産む仔の数:2〜3匹 行動:夜行性 特技:木登り 寿命:30年弱

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マレーグマ

マレーグマ(Malay熊) マレーグマ(Malay熊)
マレーグマ(Malay熊)
22003年6月29日、上野動物園で