エンゼルフィッシュ(angelfish) とは南米アマゾン川に
生息するスズキ目シクリッド科エンゼルフィッシュ属の淡水魚です。
体形は、北海道の地図に似た形をしており、
基本種の体色は銀白色地で3本の黒っぽい横縞がありその内1本は目を通ります。
数々の改良品種が作出されています。
背鰭や腹鰭が伸張し優雅さを醸し出しています。
●原種は4種類
原種は下記の4種類で、多数の改良品種が育種されています。
・アルタム・エンゼル(学名:Pterophyllum altum)は、原種では一番大きくて長い鰭があり、頭部が出張っています。
・デュメリリィ・エンゼル(学名:P.dumerilii)は、5cmほどで原種では一番小さい。
スカラレ・エンゼルと似ていますが、目の黒帯の間に薄い暗線が2本入いります。
・レオポルディ・エンゼル(学名:P.leopoldi)は小柄で鰭の伸びが短く、顔に窪みがありません。
・スカラレ・エンゼル(学名:P.scalare)は、ワイルドエンゼルと言われます。
デュメリリィ・エンゼルと似ていますが、目の黒帯の間に入る薄い暗線は1本です。
一般名:エンゼルフィッシュ(angelfish)
学名:Pterophyllum scalare
別名:Freshwater angelfish(フレッシュウォーター・エンゼルフィッシュ)
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目シクリッド科(カワスズメ科)エンゼルフィッシュ属
生息分布:南米 環境:アマゾン川流域
生活型:熱帯性淡水魚
全長:15cm 体形:左右に側扁
体色:銀白色地で3本の横縞があり1本は目を通る。
アマゾン川流域に生息する最もポピュラーな熱帯魚で、様々な改良種が作られている。
食性:小魚、昆虫などを捕食する肉食性
繁殖方法:産卵
備考:原種は下記の4種類で、多数の改良品種が育種されている。
アルタム・エンゼル(学名:Pterophyllum altum)-原種では一番大きい。大きくて長い鰭、頭部が出張る
デュメリリィ・エンゼル(学名:P.dumerilii)-5cmほどで原種では一番小型。目の黒帯の間に薄い暗線が2本入る
レオポルディ・エンゼル(学名:P.leopoldi)
スカラレ・エンゼル(学名:P.scalare)-ワイルドエンゼル。目の黒帯の間に薄い暗線が1本入る
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