クロ(黒) は、カサゴ目フサカサゴ科メバル属キツネメバル種の海水魚です。標準名はキツネメバル(狐眼張)と言います。
メジナ(グレ)のこともクロと言いますが別の魚です。
 北海道以南から本州南端の水深50〜100mの岩礁域に生息します。
 体表色は茶褐色〜黒褐色地で斑模様が散在します。
背中や鰓蓋には多数の棘があります。 
卵胎生で晩夏〜梅雨時に仔魚を産卵します。
 良く似た魚にタヌキメバル(狸眼張)がいます。
 両者の見分け方の一つに尾鰭後縁の白色帯があり、タヌキメバルは目立つのに対し、キツネメバル(クロ)は目立ちません。 
一般名:クロ(黒)
 学名:Sebastes vulpes 
 分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱カサゴ目フサカサゴ科メバル属キツネメバル種 
 別名:キツネメバル(狐眼張)、マゾイ、Fox jacopever
 分布:北海道以南〜本州南端 環境:水深50〜100mの岩礁域
 
全長:30〜45cm 体形:背鰭や頭部、頬に刺があり頭が大きい 
体色:茶褐色〜黒褐色地に斑模様が散在 
棘:背中や鰓蓋に多数 尾鰭:後縁の白色帯は目立たない 
繁殖方法:卵胎生 出産期:5〜6月 
 
●関連ページ 
クロ(黒) 
浜坂memo(2010年5月7日) 
魚類図鑑 
麹町便り 
memo 
 
	 |