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ニシキテグリ(錦手繰)とは
ニシキテグリ(錦手繰、学名:Synchiropus splendidus)とは、琉球半島〜豪州原産で、ネズッポ科コウワンテグリ属の小型の海水魚です。
英名で、Mandarin fish(マンダリンフィッシュ)と呼ばれます。
東北南部の日本の沿岸の砂泥底で底性生活を過ごしています。
全長は、6cm程で、吻がやや尖っています。
食性は、アサリなどの貝や、ゴカイなどの多毛類を採食します。
産卵期は年に2回あります。
名前の由来
和名の「ニシキテグリ(錦手繰)」とは、体色が色鮮やかな「錦」で、底性で手繰り網(底引き漁)に掛かりやすいことに拠ります。
英名の「Mandarinfish(マンダリンフィッシュ)」は、身体の色彩が中国人の高官が昔来ていた「マンダリン」の衣装に似ていることから。
属名の「Synchiropus」は、ギリシャ語で「(syn- (「with) と-chiropus (「手足」)で手のような足を持った)を意味します。
種小名の「splendidus」は、ラテン語で「煌びやかな(splendi)」を意味します。
一般名:ニシキテグリ(錦手繰)
学名:Synchiropus splendidus
別名:Mandarinfish(マンダリンフィッシュ)
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目ネズッポ科コウワンテグリ属
分布:東北南部の日本、生活環境:沿岸の砂泥底で底性生活
全長:6cm
体色:青色色素による青や金色の鮮やかな体色
吻:やや尖っている
食性:アサリなどの貝、ゴカイなどの多毛類、生きた端脚類、カイアシ類
産卵期:年に2回
用途:観賞魚、サンゴに寄生するヒラムシ退治用
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