バンレイシ(蕃茘枝)とは
バンレイシとは、西インド諸島原産のバンレイシ科バンレイシ属の半落葉性低木とその果実です。
●植物としてのバンレイシ
樹高は6〜8mです。
春〜初夏に薄緑色の両性花を咲かせます。
受精は虫媒花で行います。
●食用とされる果実
花後に緑色の長卵形の果実を成らせます。
果肉表面は釈迦の頭に似て凹凸があります。
果肉は乳白色でスイカ状の黒い種あります。
生食や、シャーベット、アイスクリームの原料とされますが
味はねっとり甘いが梨のようなシャリシャリ感があります。
●近種
バンレイシの近種には、
トゲバンレイシ(棘蕃茘枝、学名:Annona muricata)
や、サワーソップ、チェリモヤ、アテモヤがあります。
一般名:バンレイシ(蕃茘枝)
学名:Annona squamosa L.
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱モクレン目バンレイシ科バンレイシ属
原産地:西インド諸島
栽培分布:世界の熱帯〜亜熱帯地域
別名:Sugar-apple(シュガーアップル)、シャカトウ(釈迦頭)
生活型:半落葉性低木
樹高:6〜8m
葉:単葉 葉の付き方:互生 葉柄:有
花色:薄緑色
開花期:4〜6月
花のタイプ:両性花
花弁数:3枚
成実期:7〜9月
果実形:長卵形
果実色:緑
果実重:150〜500g
果肉表面:釈迦の頭に似て凹凸がある
果肉色:乳白色で垂下上の黒い種あり
果肉味:ねっとり甘いが梨のようなシャリシャリ感がある
備考:虫媒花
用途:生食、シャーベット、アイスクリームの原料
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熱帯ドリームセンター(沖縄、2009年8月14日)
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