クリナム(Crinum) は、夏の夕方から、芳香のある白花を咲かせ、夜中に満開となるヒガンバナ科クリナム属の常緑多年草です。
花弁は裂けたように分離しており、1本の花茎から多数の花を咲かせます。暖地を好み、海岸の砂地や花壇で見られます。茎は白い鱗茎で、花茎はやや扁平で太く高さ80cmまで伸びます。根から出ている葉は厚くて光沢があり、幅や長さもあります。これは根出葉(こんしゅつよう)と呼ばれます。
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クリナム(Crinum)
竹富島2006年 夏の花
●ヒガンバナ科ヒメノカリス属の花
・インドハマユウ(=クリナム・ラティフォリウム)
ユリのような白花を咲かせるクリナムの園芸種
・スパイダーリリー(=ヒメノカリス=イスメネ)
一般名:クリナム(Crinum)
学名:Crinum asiaticum Liliaceae var. japonicum
別名:ハマユウ(浜木綿)、ハマオモト(浜万年青)
科属名:ヒガンバナ科クリナム属
草丈:100〜150cm 花径:6cm 開花期:6〜9月 花色:白
葉長:70cm 葉幅:10cm 花茎長:80cm
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