エゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬)

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エゾムカシヨモギとは、キク目キク科ムカシヨモギ属の多年草です。
別名:オクムカシヨモギ

エゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬)

エゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬) とは、北海道〜本州中部の(亜)高山で日当たりの良い礫地に自生する キク目キク科ムカシヨモギ属の耐寒性常緑多年草です。 草丈は15〜50cm、花径は1.5cm程の小形のヨモギです。 良く分枝し茎頭先に1個の頭花をつけます。 8月に開花する頭花は、黄色い筒状花と、細くて白〜薄紅色い舌状花が疎らにつきます。 頭花の周囲は、白毛を持つ総苞片で覆われます。 全草に荒毛が生え手触りがザラザラします。

一般名:エゾムカシヨモギ(蝦夷昔蓬)
学名:Erigeron acer var. acris
別名:オクムカシヨモギ
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ムカシヨモギ属
生息分布:北海道〜本州中部 生息環境:(亜)高山の日当たりの良い礫地
生活型:多年草 草丈:15〜50cm 
根生葉形:ヘラ状 茎葉:倒披針形 葉縁:浅い鋸歯あり
筒状花:黄色 舌状花:細く白〜薄紅色が疎らにつく 花径:1.5cm 開花期:8月 総苞片:白毛がある 
備考:全草に荒毛が生えざらつく。 花序と果実は薬用とされる。

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室堂、2015年8月15日