ヒオウギ(檜扇、Iris domestica) は、橙色の六弁花で花には多数の暗紅点があるアヤメ科アヤメ属の耐寒性多年草です。
花後、果実が生りますが、緑の果実は秋になると熟して割れて、中から黒い種子が現れます。
これは射干玉(ヌバタマ)と呼ばれるもので、万葉集では黒を意味する枕詞として使われています。
種子が黒いことから英名ではブラックベリー・リリーと呼ばれます。
鑑賞用とされる他、根茎部に消炎、解毒効果の成分が含まれるので漢方薬としても用いられます。
一般名:ヒオウギ(檜扇)
学名:Iris domestica
別名:カラスオウギ(烏扇)、ブラックベリー・リリー(Blackbery lily)
科属名:植物界被子植物門単子葉類キジカクシ目アヤメ科アヤメ属ヒオウギ種
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