ムスカリ(Muscari) は、春、花茎の先端に、葡萄の実に似た釣鐘型の青紫(または白色)の小花を多数房状に垂らすユリ科ムスカリ属の耐寒性多年性球根植物です。
花の色と感じが、 ヒヤシンス(Hyacinth) や 葡萄(ぶどう、グレープ、Grape) に似ているので、別名をグレープ・ヒアシンス(Grape hyacinth)とも言います。
また、紫色の花を咲かせるムスカリ(Muscari)は、ルリムスカリ(瑠璃 Muscari)とも呼ばれます。
花は、草丈が低く、さほど光沢も無いので切花には向きません。比較的地味な花ではありますが小柄で可愛らしく群生させて咲かせると独特の雰囲気があります。繁殖は、球根で行います。
定番はムスカリ・アルメニアカム(Muscari Armeniacum)でコバルト色をした品種です。
他に、アズレウム(M.azureum)や、ラティフォリウム(M. latifolium)、ネグレクタム(M. neglectum)などの品種があります。
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一般名:ムスカリ(Muscari)
学名:Muscari armeniacum(ムスカリ・アルメニアカム)
別名:グレープヒアシンス(Grape hyacinth)、ルリムスカリ(瑠璃 Muscari)
科属名:ユリ科ムスカリ属
原産地:地中海沿岸
草丈:15〜30cm 開花期:3〜4月 花色:青紫・白色
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ムスカリ(Muscari)
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