オオハンゲ(大半夏)

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オオハンゲとは、サトイモ目サトイモ科ハンゲ属の多年草です。

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オオハンゲ111(大半夏) オオハンゲ112(大半夏) オオハンゲ114(大半夏) オオハンゲ113(大半夏)
オオハンゲ(大半夏) とは、夏、花茎先端から伸びた花軸に小花を密集した肉穂花序と、その周りをラッパ状の仏炎苞が取り巻サトイモ目サトイモ科ハンゲ属の多年草です。
細長く鮮緑色をしたつり竿(仏炎苞の先に付く付属体)が特徴です。
葉はミツバのように掌状に3深裂しますが、ミツバは小葉が3枚集まっているのに対し、オオハンゲは葉が中央で合着した単葉です。

オオハンゲとハンゲの違い
ハンゲ属には、他にハンゲ(半夏、ガラスビシャク)があります。
オオハンゲは大型で、葉柄にムカゴは付けず、葉は1枚が3深裂します。
ハンゲは小型で、葉柄にムカゴを付け、葉は3枚の小葉から成ります。

つり竿を持つところが、同科異属(サトイモ科テンナンショウ属)の  ウラシマソウ(浦島草) と似ています。 また、花名にハンゲと付くところが、ドクダミ科ハンゲショウ属の  ハンゲショウ(半夏生、学名:Saururus chinensis)  と似ています。

一般名:ハンゲショウ(半夏生)
学名:Pinellia tripartita Schott
別名:−
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱サトイモ目サトイモ科ハンゲ属
原産リ:本州〜九州の日本 環境:暖地の山地の樹下、湿地
花茎長:20〜50cm 開花期:7月
花色:白 球径:3cm 葉柄長:30cm
葉色:緑 

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オオハンゲ(大半夏)
オオハンゲ(大半夏)
オオハンゲ(大半夏)
オオハンゲ(大半夏)
オオハンゲ(大半夏)
2008年5月25日、日光植物園で