"Nature Encyclopedia"
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🌏第一部:宇宙と地球の誕生🌞第二章:太陽が燃えはじめた |
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Nature図鑑第一部:宇宙と地球の誕生 🌞第二章:太陽が燃えはじめ
宇宙がまだ若かったころ、
そこには音も風もなく、
ただガスと塵がゆっくり漂う“星雲の海”が広がっていました。
その海の中心で、
重力がひとつの渦をつくりはじめます。
冷たい粒子たちが、少しずつ、少しずつ、
ひとつの場所へと引き寄せられていきました。
ぼく(アクア)は、まだ“水”になる前の、
ただの宇宙の塵のひとかけら。
でも、これから起こることを
どこかで知っていた気がします。
集まったガスは、中心でどんどん圧縮され、
温度は上がり続けました。
やがて--
中心が限界まで熱くなった瞬間、
宇宙に初めて“火”が灯ります。
それが、太陽の心臓。
核融合という名の鼓動が、
ドクン、と宇宙に響きました。
その光は、
星雲の海を照らし、
ぼくの小さな粒子の影を
やさしく揺らしました。
太陽が目を覚ますと、
強い風??太陽風??が四方に吹き始めました。
その風は、周囲の塵を押し流し、
惑星の材料となる粒子たちを
軌道に並べていきます。
ぼくは光に照らされながら、
まだ“水”ではなく、
ただの冷たい粒子として漂っていました。
でも、太陽の光を浴びるたびに、
未来の海の気配が
ほんの少しだけ胸に灯ったのです。
やがて太陽は落ち着き、
その光は宇宙に規則正しいリズムを刻み始めました。
その周りでは、
岩石の粒が集まり、
氷の粒が溶け、
惑星たちがゆっくりと軌道を描き始めます。
その中に、
青くなる運命を持った小さな星??地球??が
静かに回り始めていました。
ぼくはまだ宇宙の塵。
でも、いつかあの星で
“水”として生まれる未来を
確かに感じていたのです。
「たいようさんが うまれたとき、
アクアさんは まだ ちりだったんだね〜〜!ぽよ〜〜!」