2月の花#1

【かぎけんWEB】
2004年2月1日、木場公園

ハボタン(葉牡丹) ハボタン(葉牡丹) クロッカス(Crocus) クロッカス(Crocus) ユズリハ(譲り葉) ユズリハ(譲り葉) ユズリハ(譲り葉) ラムズイヤー(Lamb's ears) ラムズイヤ(Lamb's ears) スイセン(水仙) スイセン(水仙) ユズリハ(譲り葉) ラムズイヤー(Lamb's ears)

「2月の花#1(2004年)」には、2004年1月に街角や公園で撮影した花の写真があります。

花の種類
ハボタン(葉牡丹)スイセン(水仙)クロッカス(Crocus)ラムズイヤ(Lamb's ears)ユズリハ(譲り葉)のページ

■関連ページ
2月の花#1(2004年)  2月の花#2(2004年)  花暦2004年  花暦  花図鑑  2月の花シリーズ 


●スイセン(水仙)
2004年2月1日、木場公園
スイセン(水仙)
スイセン(水仙)

スイセン(水仙)とは、冬〜春(12〜4月)に草丈15〜50cmの花径3〜8cmの 黄や白い花を俯きかげんに咲かせる耐寒性球根です。
葉茎は緑色をしていて細長く厚みがありショウブに似ているような気がします。 品種が豊富で、原種、ラッパ、大・小杯、八重咲、房咲き、ジョンキル、トリアンドラス、 シクラミネウス、ポエティクス、スプリットコロナなどの系統に分類されます。 日本でよく見かけるニホンズイセンは2〜3月中旬、ラッパズイセンは4〜5月中旬に咲いています。

スイセン(水仙)のページ

花
スイセン(水仙)

ギリシャ神話で美青年ナルキッソス(Narkissos)が泉の水面に映った自分の姿に恋して、 かなわぬ思いのまま衰弱死した場所から生えて来た花に、ナルキッソスの名前(学名:Narcissus)を付けたとされています。 球根で増やします。全草、特に球根に毒があるので食べると危険です。

一般名:スイセン(水仙)
学名:Narcissus spp.(ナルシッサス)
別名:ナルシッサス、ナーシサス
科属名:ヒガンバナ科スイセン属
原産地:欧州南部、地中海沿岸 花色:黄、白、橙、ピンク

●クロッカス(Crocus)
クロッカス(Crocus)
クロッカス(Crocus)

クロッカス(Crocus)とは、早春に地面近くで草丈の低いアヤメ科の六弁花をを咲かせる多年性球根です。 花と同時に細い線形の葉も伸びます。春咲きのベルヌスは春を告げる花として親しまれていますが、 他に秋咲きのものも小数ですがあります。サフランの花に似ています。

クロッカス(Crocus)のページ

クロッカス(Crocus)
クロッカス(Crocus)

一般名:クロッカス(Crocus)
学名:Crocus vernus(クロッカス・ベルヌス)
科属名:アヤメ科クロッカス属
別名:春咲きクロッカス、ハナサフラン(花泊夫蘭)、ハルサフラン(春泊夫蘭)、
    Common Crocus (コモンクロッカス)
原産地:地中海沿岸、小アジア
草丈:10cm 開花期:2〜3月 花径:4〜5cm 花色:白・紫・黄・白と紫の絞り

●ハボタン(葉牡丹)
ハボタン(葉牡丹)
ハボタン(葉牡丹)

ハボタン(葉牡丹)とは、黄色い十字の花が集まった花穂より、ケールを改良して発色した葉を鑑賞するために作られた 耐寒性一年草(多年草)です。葉の鑑賞期は10〜翌年4月ですが、 葉の形にはキャベツに似た層状のものや縮れたものがあります。

ハボタン(葉牡丹)のページ

ハボタン(葉牡丹)
ハボタン(葉牡丹)

一般名:ハボタン(葉牡丹)
学名:Brassica oleracea Acephala Hybrids
別名:ボタンナ(牡丹菜)、オランダナ(阿蘭陀菜)、フラリングケール、
    オーナメンタルケール(ornamental kale)
科属名:アブラナ科アブラナ属
原産地:ヨーロッパ西部
草丈:10〜60cm 観賞期:10〜翌4月 葉色:緑・白・赤・赤紫 花色:黄

●ラムズイヤ(Lamb's ears)
ラムズイヤ(Lamb's ears)
ラムズイヤ(Lamb's ears)
この時期は枯れています。

ラムズイヤ(Lamb's ears)とは、草丈30〜70cmで葉や花茎など全草の表面に白い産毛状のものが生える耐寒性多年草です。 ビロードに覆われているように見える様子が羊の耳に似ているということで「羊の耳」(Lamb's ears )とも呼ばれます。7〜9月に桃色を帯びた紫色の紫蘇の花に似た小花を穂状につけます。 ドライフラワーなどのクラフトや庭の縁取り、グランドカバー、切り花などにも用いられます。

ラムズイヤ(Lamb's ears)
ラムズイヤ(Lamb's ears)

一般名:ラムズイヤ(Lamb's ears)
学名:Stachys byzantina
別名:スタキス(Stachys)、ワタチョロギ、ヒツジノミミ(羊の耳)
科属名:シソ科スタキス(イズゴマ)属
原産地:ヨーロッパ南部、コーカサス

ラムズイヤ(Lamb's ears)のページ

●ユズリハ(譲り葉)
ユズリハ(譲り葉)
ユズリハ(譲り葉)

ユズリハ(譲り葉)とは、春に新しい葉が出て古い葉が落葉する様子が席を譲るように見えることから 命名された常緑高木です。雌雄異株で雄花は花弁が無く薄黄色の葯だけが初夏に葉の脇に多数付け花序を成します。 葯が破れると花粉が出ますが、その時から葯は紫褐色となります。 雌株には花後、青緑色の球形の小さな実が成り秋になると熟して黒くなり、表面が粉をふいたように白くなります。 葉は茎先にまとまって付き、赤い葉柄が目立ちます。

ユズリハ(譲り葉)のページ

ユズリハ(譲り葉)
ユズリハ(譲り葉)

一般名:ユズリハ(譲り葉)
学名:Daphniphyllum macropodum
科属名:トウダイグサ科ユズリハ属
別名:オヤコグサ(親子草)
原産地:中国、日本
樹高:5〜10m 葉の観賞期:周年 開花期:5〜6月 結実期:6〜11、12月
葯色:薄黄〜紫褐色 花序高:4〜12cm 果実径:0.8〜1cm 果実色:青緑〜黒
葉の形:細長い卵形 葉身:8〜20cm 葉幅:3〜7cm 葉色:緑 葉柄:赤・白

ユズリハ(譲り葉)
ユズリハ(譲り葉)
ユズリハ(譲り葉)
ユズリハ(譲り葉)