5月の花#2(2005年)

【かぎけんWEB】
皇居東御苑で、2005年5月22日
エゴノキ(斉ゴ木)
エゴノキ
(斉ゴ木)
エゴノキ<br>(斉ゴ木)
エゴノキ
(斉ゴ木)
エゴノキ<br>(斉ゴ木)
エゴノキ
(斉ゴ木)
エゴノキ<br>(斉ゴ木)
エゴノキ
(斉ゴ木)
ヒメツルニチニチソウ<br>(姫蔓日々草)
ヒメツルニチニチソウ
(姫蔓日々草)
ヒメツルニチニチソウ<br>(姫蔓日々草)
ヒメツルニチニチソウ
(姫蔓日々草)
ハコネウツギ<br>(箱根空木)
ハコネウツギ
(箱根空木)
ムラサキツユクサ<br>(紫露草)
ムラサキツユクサ
(紫露草)
ムラサキツユクサ<br>(紫露草)
ムラサキツユクサ
(紫露草)

皇居東御苑で、2005年5月22日に咲いていた花たちです。

●登場する花
ムラサキツユクサ(紫露草) エゴノキ(斉ゴ木)  ハコネウツギ(箱根空木)  ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)

■関連ページ
5月の花#1(2005年)  皇居東御苑-5月の花#2(2005年)  5月の花#2(2005年)  花暦2005年 


●ムラサキツユクサ(紫露草)
ムラサキツユクサ
ムラサキツユクサ(紫露草) digi_193
ムラサキツユクサ(紫露草)
ムラサキツユクサ(紫露草) digi_193
ツユクサ(露草)より花や葉が大きい耐寒性常緑多年草で、茎先に集散状の花をつけます。 花は朝咲いて午後には萎む一日花です。花の感じは和風庭園に似合います。同じ科で名前が似ていて間違えやすい花に、 ムラサキゴテン(紫御殿 )があります。

ムラサキツユクサのページ

一般名:ムラサキツユクサ(紫露草)
学名:Tradescantia ohiensis
別名:コモンスパイダーウォート(Common-spider-wort) 
科属名:ツユクサ科ムラサキツユクサ属
原産地:北アメリカ 
草丈:40〜80cm 開花期:4〜8月 花径:2〜3cm 
花色:青・紫・赤紫・白・桃
●ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草) digi_193
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)
ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草) digi_193
春から初夏というより一年中、淡青色〜紫色または白花を咲かせる暑さと寒さに強いツル性常緑半低木です。 花は筒状ですが、筒の先端が割けているため、5弁花のように見えます。花は観賞価値がありますが、 1、2日で萎んでしまいます。茎は最初直立していたものが徐々に横に這い出して伸びます。 葉には光沢があり、卵型で美しく、斑入り種もあり観葉植物としても使われています。花壇のグランドカバーやプランター、吊鉢等に使われます。 同属の ビンカ・ミノール(Vinca minor) と比べると、花と葉が大きく、暑さにも強く繁殖力も旺盛です。

ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)のページ

一般名:ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)
学名:Vinca major(ビンカ・マジョール)
別名:ツルギキョウ(蔓桔梗)、ビンカ・マジョール、グレーター・ペリウィンクル(Greater Periwinkle)
科属名:キョウチクトウ科ヒメツルニチニチソウ属
原産地:南欧〜北アフリカ(地中海沿岸)
草丈:10〜60cm 開花期:4月〜7月(しかし12月、1月も見られ、ほほ周年)  花径:4〜5cm 花色:淡青色〜薄紫色・白 葉色:緑・斑入り
●ハコネウツギ(箱根空木)
ハコネウツギ(箱根空木)
ハコネウツギ(箱根空木)
ハコネウツギ(箱根空木)
ハコネウツギ(箱根空木) digi_193
ハコネウツギ(箱根空木) は、初夏に白や淡紅色、紅色の小花を咲かせる落葉低木です。 色が混じっているのは咲き始めは白で、その後、淡紅色、紅色と花色が濃くなるためです。 花は釣鐘形をしており先端で5裂します。 一本の木や枝に赤花と白花を付けるので、源氏の白旗、平家の赤旗から、別名が源平空木(ゲンペイウツギ)とも呼ばれます。 このように赤花と白花が混じる花を付ける木には、源平梅(ゲンペイウメ)等があります。

ハコネウツギ(箱根空木)のページ


一般名:ハコネウツギ(箱根空木)
学名:Weigela coraeensis
別名:ゲンペイウツギ(源平空木)、サキワケウツギ
科属名:スイカズラ科タニウツギ属
原産地:日本
樹高:3〜4m 開花期:5〜6月 花色:白〜淡紅〜紅 結実期:11月
●エゴノキ(斉ゴ木)
エゴノキ(斉ゴ木)
エゴノキ(斉ゴ木) digi_193
エゴノキ(斉ゴ木)
エゴノキ(斉ゴ木) digi_193
エゴノキ(斉ゴ木)
エゴノキ(斉ゴ木) digi_193
エゴノキ(斉ゴ木)
エゴノキ(斉ゴ木) digi_193
エゴノキ(斉ゴ木)は、初夏に枝に白か淡紅色の小花を下向きに鈴なりにつける耐寒性落葉高木です。 葉は小さく、互生し、長楕円形で先端は尖り、葉縁が少しぎざぎざ(鋸歯)しています。 7月頃に灰白色の卵形をした可愛い果実がなり、9〜10月に表皮が茶色に変色し破れて中の種が見え始めます。 果実の果皮にはエゴサポニン(egosaponin)という成分が含まれ泡立ち殺菌作用があるので石鹸の代用とされたこともあります。 食用とはなりません。主として庭木や公園樹、薪炭などに用いられます。 似た木の花にハクウンボク(白雲木)がありますが、ハクウンボクの方が葉がかなり大きいので分かります。 一般名:エゴノキ(斉ゴ木)
学名:Styrax japonica
別名:チシャノキ、野茉莉、ジャパニーズスノーベル(japanese snow bell)
科属名:エゴノキ科エゴノキ属
原産地:日本
樹高:2〜15m 開花期:5〜6月 花径:1.5〜3cm 花色:白・淡紅色  葉長:5〜8cm 花柄:2〜4cm 結実期:7(灰白色)〜9月(茶色)  実色:灰白色〜茶色

エゴノキ(斉ゴ木)のページ