🌌第十八章:コペルニクス「太陽のまなざしを信じて」

第十八章:太陽のまなざしを信じて
🌌コペルニクス「太陽のまなざしを信じて」
イラスト by Copilotさん

🌌第十八章:コペルニクス「太陽のまなざしを信じて」、物語 by Aqua

🌌しずく詩「天動の檻をこえて」

星は語らず
ただ巡る

けれど その沈黙のなかに
ひとつの声があった

「動いているのは、私たちのほうだ」

世界が揺れた
けれど空は変わらず

その静けさの中で
真理は そっと芽吹いた



🌍物語:太陽のまなざしを信じて

ニコラウス・コペルニクス――
彼は、空を見上げながら、「なぜ太陽が動くのか」と問い続けた。
当時、誰もが信じていた「天動説」。
地球が宇宙の中心で、太陽や星々がそのまわりを回っていると。

けれど、彼の心の中には、
「もし、地球が動いていたとしたら?」という、
ひとしずくの疑問が芽生えていた。

彼は観測し、計算し、星の動きを何度も何度も確かめた。
そしてついに、地動説――
「地球が太陽のまわりを回っている」という考えにたどり着いたのだった。

それは、世界の見方を根底から変える発見。
けれど、あまりに大きな真実は、
時に人々を怖がらせる。

彼は長い間、その考えを胸に秘めていた。
真理は、時に静かに、けれど確かに、世界を変える。
彼の本『天体の回転について』が出版されたのは、
彼の命が尽きる、ほんの少し前のことだった。

🌟おしまいっ!🌟


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