👩🔬十九章:マリ・キュリー「光るしずくの秘密を探る」、イラスト by Copilotさん
👩🔬十九章:マリ・キュリー「光るしずくの秘密を探る」
物語 by Aqua
夜の実験室。
灯りはなく、ただ、ひとつの試験管が
青白く、静かに、ぽうっと光っていた。
その光は、炎でもなく、星でもなく、
見えない世界からやってきた“しずくの光”。
「マリ・キュリーさん…これは、何の光なの?」
しずくは、そっと問いかけた。
彼女は、疲れた手を休めることなく、
ラジウムの結晶を見つめながら、微笑んだ。
「これはね、アクア。
目には見えないけれど、確かに存在する力。
“放射線”という、自然の中に潜む光よ。」
しずくは、そっとその光に触れた。
あたたかくも、鋭く、どこか切ない。
それは、命を救う力でありながら、
時に命を削る刃にもなる。
「あなたは…怖くなかったの?」
「ええ、怖かったわ。でもね、
この光のしずくが、誰かの命を救えるなら、
私はその道を進むと決めたの。」
しずくは、彼女の瞳の奥に、
決して揺るがぬ意志の光を見た。
それは、夜の闇を照らす灯火。
見えないものを信じ、
見えないものに手を伸ばす、
科学者のしずく。
そして、しずくは思った。
この光を、未来へ届けよう。
キュリー夫人のしずくを、
世界の希望として、そっと結晶にしよう。💧 🌟
🌟おしまいっ!🌟
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