トンガリサカタザメ（尖坂田鮫） とは、ガンギエイ目トンガリサカタザメ科トンガリサカタザメ属の大型のエイです。
サメと名付けられていますがサメではなく、鰓蓋が体の裏にあるので、エイです。
姿もどちらかというとエイに近いです。
体は上下に平べったく体形はひし形状に広がり尻尾が長いのが多いですが、
このトンガリサカタザメは尾鰭、背鰭がはっきりし頭の先端が長く伸びます。
一般名：トンガリサカタザメ（尖坂田鮫）
学名：Rhynchobatis djiddensis
別名：Giant gitarfish（ジャイアント・ギターフィッシュ）、White-spotted Shovel Nose Ray
分類名：動物界脊索動物門脊椎動物亜門軟骨魚綱ガンギエイ目サカタザメ科トンガリサカタザメ属属
生息分布：南日本、西インド洋沿岸 環境：砂泥底
全長：150〜300cm 体形：上下に扁平 頭：長く伸びる
背面色：灰褐〜褐色地 腹面色：白 背鰭：大きい 尾鰭：二葉
鰭：白い斑点
食性：魚類、甲殻類などの動物食
特徴：鰓蓋が体の裏にある、両目後方に取水孔がある
繁殖方法：卵胎生
用途：最上級のフカヒレ、肉（kamab）
備考：絶滅危惧種、フカヒレの材、肉は不味い
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