ハマギク(浜菊)【かぎけんWEB】

ハマギクとはキク目キク科ニッポニクム属の多年草です。別名:ニッポン・デージー(Nippon daisy)

ハマギク(浜菊) ハマギク(浜菊)
ハマギク、2002年10月26日


ハマギク
ハマギク、富士屋ホテル箱根、2012年10月21日


ハマギク ハマギク
ハマギク、箱根湿性花園-eos(2023年10月8日)


ハマギク(浜菊)とは

ハマギク(浜菊)とは、茨城県〜青森県の砂浜や岸壁などで見られる キク目キク科ニッポニクム属の耐寒性・耐乾性・耐潮性多年草です。 茎は太く無毛で木質化します。
秋に、白い舌状花と黄色い筒状花からなる花を咲かせます。 ハマギクとフランスギクなどを交配して育成したものに、シャスターデージーがあります。 葉は肉が厚く、縁に波状鋸歯があるので、 花が似ているマーガレットや、シャスターデージー、クリサンセマムなどと見分けがつきます。
他の類似した花より、花弁に幅があり、野生味があります。 臭いが相当きついのか蝿がたくさん集っていました。 地下茎で増殖します。

浜菊と文学 「浜菊」
「野菊の墓」から、新潮文庫(明治41年9月)
伊藤左千夫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000058/files/371_42021.html (青空文庫)

あらすじ
主人公(矢代)は、柏崎に住んでいる友人(岡村)宅を深夜訪れた。
去年も同じ時期(今年より少し後の8月下旬)に訪問した。
その時は、岡村の妹(お繁さん)も居て、3人で番神堂で遊んだ。「浜菊」の咲いてる時期だった。
以下は青空文庫をお読みください。

登場人物
矢代(主人公)−東京住い
岡村−矢代の友人(現在は柏崎住い)
お繁さん―岡村の妹

一般名:ハマギク(浜菊) 、学名:Chrysanthemum nipponicum 、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱キク目キク科ニッポニクム属 、別名:ニッポン・デージー(Nippon daisy) 、原産地:日本 、草丈:50〜100cm 花色:白(舌状花:外側のヒラヒラ)と 黄(筒状花:芯部にある盛上がった花)  花径:5〜6cm 開花期:9〜11月 葉色:緑 鋸歯:有

■関連ページ
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●咲いてるハマギク

ハマギク(浜菊) ハマギク(浜菊)
ハマギク(浜菊)
2002年10月、猿江恩賜公園で


●生けられたハマギク

ハマギク
花瓶の中のハマギク(浜菊)
箱根、2012年10月21日)