ナツトウダイ(夏灯台)

ナツトウダイ(夏灯台)は、春、直立した茎先に複数個の赤っぽい小花を咲かせるトウダイグサ目トウダイグサ科トウダイグサ属ナツトウダイ種の多年草です。花を構成する周囲の4個ある「線体」は蟻地獄の口のような形をしており甘い蜜を出します。花中央にある子房は無毛で、花後に果実となります。ナツトウダイはトウダイグサ科の植物なので全草に毒があります。

一般名：ナツトウダイ(夏灯台)
学名：Euphorbia sieboldiana
別名：Siebold's spurge
分類名：植物界被子植物真正双子葉類キントラノオ目トウダイグサ科トウダイグサ属ナツトウダイ種
生息分布：北海道?九州の日本　環境：林縁
草丈：30~40cm　
葉形：長楕円形　苞葉色：緑色　葉序：互生　葉縁：全縁
左右相称　開花期：4?5月　花序形：杯形花序　花径：0.3cm　花色：赤　花形：中央に子房、周囲に4個の線体
特徴：花を構成する周囲の4個ある「線体」は蟻地獄の口のような形をしている。中央の子房は無毛で花後に果実となる。

●トウダイグサ科の植物
イワタイゲキ(岩大戟)　 ショウジョウソウ(猩々草)　 ナツトウダイ(夏灯台)　 ハツユキソウ(初雪草)　 ポインセチア(poinsettia)　

■関連ページ
ナツトウダイ(夏灯台)　 城ヶ崎釣り（2010年4月18日）　 城ヶ崎海岸の花　 ナ行の花図鑑　 花暦2008年