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11月30日の誕生花の1つの、落ち葉
晩秋の北海道南部の山林。葉を落とした木々が静かに立ち尽くし、 森の空気はどこか寂しげです。
アクアちゃんは枯れかけたミズナラの根元で しょんぼりと静かに佇んでいます。
足元には、木くずと糞が混じった「フラス」… そして、カエルさんがそっと見つめる先には、 カシノナガキクイムシの姿があります。
カシノナガキクイムシ(通称:カシナガ)という虫が持つ細菌―ナラ菌によるナラやブナなどの樹木の枯れ死「ブナ科樹木萎凋病」が大きな問題となっています。
さらに、ナラ枯れが発生した森林では、赤いカエンタケ(火炎茸)という猛毒のキノコが発生しやすく、茸に触れた部分が炎症を起こすほどです。
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