12月の花#1

【かぎけんWEB】
2004年12月、江東区白河

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ハマヒサカキ(浜姫榊)、サザンカ(山茶花)など、12月に元気に咲いていた花達です。

■関連ページ
2004年12月の花: #1  #2  #3  #4


●ハマヒサカキ
ハマヒサカキ(浜姫榊)
ハマヒサカキ(浜姫榊)
白河、12月1日

マヒサカキ(浜姫榊)は、堅い肉厚の葉に黒い実を多数付けているのでイヌツゲかと思っていましたが、 11月に実と一緒に白い小花がびっしり開花したのでびっくりしました。

雌雄異株の常緑潅木で、花は椿に似た極小さな白花で、 葉は皮質で光沢があり秋冬でも葉色が変わらず緑色で無毛、葉縁には鋸歯があり、互生して付きます。 花と一緒に黒い実が付きますが、これは前年度に咲いた花後に成ったものです。

似た木にヒサカキがありますが、開花期が春なので異なります。

ハマヒサカキ(浜姫榊)
ハマヒサカキ(浜姫榊)
白河、12月1日

一般名:ハマヒサカキ(浜姫榊)
学名:Eurya emarginata
分類名:ツバキ科ヒサカキ属
原産地:東アジア
開花期:11〜12月 花色:白 果実色:緑〜黒 葉色:緑 葉形:長楕円形

ハマヒサカキ(浜姫榊)のページ

ハマヒサカキ(浜姫榊)
ハマヒサカキ(浜姫榊)の花
白河、12月1日
ハマヒサカキ(浜姫榊)
ハマヒサカキ(浜姫榊)の花と果実
白河、12月1日
ハマヒサカキ(浜姫榊)
ハマヒサカキ(浜姫榊)の果実
白河、12月1日
ハマヒサカキ(浜姫榊)
ハマヒサカキ(浜姫榊)の花と果実
白河、12月1日

●キバナツノゴマ
サザンカ (山茶花)
サザンカ (山茶花)
まだ咲き始めです。
白河、12月1日

サザンカ (山茶花) は、花の無い時期に咲く貴重な耐寒性常緑高木です。 花色には桃色、赤、白等があります。
ツバキ(椿) と花が似ていて見分けが難しいです。
一応両者の違いを下表にまとめてみました。 サザンカは葉縁がギザギザしており、花弁がバラバラに散るので 地面に落ちている花を確認するのも一つの判断材料になるかもしれません。 サザンカにもツバキ同様に実がなり油も採取されるようです。

サザンカ (山茶花)
サザンカ (山茶花)
白河、12月1日

一般名:サザンカ (山茶花)
学名:Camellia sasanqua 
別名:イワハナビ(岩花火)、ヒメツバキ(姫椿)、ヤブサザンカ(藪山茶花)
分類名:ツバキ科ツバキ属
原産国:日本
樹高:50〜1200cm 開花期:10月〜翌年2月 花色:桃・赤 ・白 花径:5〜7cm

サザンカ (山茶花)のページ



サザンカ(山茶花) ツバキ(椿)
分類名 ツバキ科ツバキ属 ツバキ科ツバキ属
花期 10〜12月 12〜4月
花径 5〜7cm 3〜10cm
花姿 平開 平開しない
落花 ばらばらに散る 首から落ちる
雄しべ 筒状にならない 筒状になる
樹高 50〜1200cm 50〜1800cm
葉長 3〜7cm 5〜12cm
葉縁 鋸歯(細かいギザギザ) 全縁(ギザギザが無い)
葉柄 ・若枝に細毛
葉形 楕円形で先が尖る 細長め
球形で表面に毛がある 球形で表面がツルツル
芳香