別名:イバラエビ(茨海老)、オニエビ(鬼海老)、ゴジラエビ(Gozira海老)、サツキエビ(五月海老)、Spiny lebbeid
イバラモエビ(茨藻海老) は、エビ目モエビ科イバラモエビ属のエビです。
別名で、イバラエビ(茨海老)、オニエビ(鬼海老)や、ゴジラエビ(Gozira海老)、サツキエビ(五月海老)などと呼ばれますが、
正式名称はイバラモエビ(茨藻海老)です。
モエビ科の中では大型で、殻と棘がゴツゴツしています。
冷水域に生息するので日本では北海道周辺〜山陰に分布し、冬〜春に他の海老と混じって捕獲されます。
食用となる海老ですが、橙色の殻は硬く、全身に棘があります。
頭は大きくて、ノコギリ状の棘が目立ちます。
産卵期の雌は緑っぽい卵をお腹に抱きます。
身は薄桃色で、味は濃厚で甘みがありプリプリしており、特にミソは濃厚な味がする高級な海老です。
刺身や、塩焼き、天麩羅、フライ、味噌汁、鍋にして食べます。
一般名:イバラモエビ(茨藻海老)
学名:Lebbeus groenlandicus
別名:別名:イバラエビ(茨海老)、オニエビ(鬼海老)、ゴジラエビ(Gozira海老)、サツキエビ(五月海老)、Spiny lebbeid
分類名:動物界節足動物門エビ綱エビ目抱卵亜目モエビ科イバラモエビ属
分布:北極を取り巻く(亜)寒帯 環境:水深200〜300m
全長:12cm 体形:モエビ科の海老の中では体が大きくずっしりしている。
頭が大きくノコギリ状の棘が有る。雌はお腹に卵を抱く。
殻色:橙〜桃 身色:薄桃
特徴:モエビの中でも最大級、殻は硬く棘がある、冷水域の海老
食用の可否:可 味:甘みがあり味が濃厚でプリプリして美味
調理方法:刺身、塩焼き、天麩羅、フライ、味噌汁、鍋
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「残念!」 by エビ
卵を抱えた海老
上がイバラエビ
左の大きい方がイバラモエビ(茨藻海老)、右はモサエビ(またの名を白海老)
イバラエビは一番上を除き子持ちで卵が内側の殻にこびり付いているので
食べる時に殻を剥くことにしました。
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