クジラ(鯨)とは
クジラ(鯨)とは、クジラ目(鯨偶蹄目)ウシ目の海性哺乳類の総称です。
祖先は新世代初期にインド〜中国辺りの南アジアで陸棲していた肉食性哺乳類「パキケトゥス」の仲間であり、
カバ(河馬) と同じ祖先を持つとされます。
魚のような形をして海で生活しますが、サメ等とは違い哺乳類なので、
肺で呼吸し、子どもを母乳で育て、体温は一定で温かいです。
クジラは、大きく分けて
ヒゲクジラ(髯鯨)亜目と、ハクジラ(歯鯨)亜目の2つに分類されます。
代表種には、ヒゲクジラには、ザトウクジラやシロナガスクジラ、ナガスクジラ、ホッキョククジラ、セミクジラ、ミンククジラ、イワシクジラ、コイワシクジラ(=ミンク鯨)、ニタリクジラがいます。
ハクジラにはシャチ、マッコウクジラ、アカボウクジラ、イッカク、オキゴンドウ、シロイルカがいます。
クジラのヒゲを使った製品
ナガスクジラのヒゲからまごの手や茶たく、銘々皿、イワシクジラのヒゲから靴べらやペーパーナイフ、ナガスクジラやイワシクジラのヒゲからかんざしが作られています。
古くは鯨油の原料とされ、全身無駄なく食料や生活用品として使われました。
近年は保護対象とされ調査捕鯨以外の漁は禁止されています。調査捕鯨の鯨肉は細々と市場に出回っていますが、昔は安価でしたが今は希少価値から高価になってしまいました。
一般名:クジラ(鯨)、
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱鯨偶蹄目(クジラ・ウシ目)、 生息分布:海、皮色:黒(表)と白(脂肪層)、
食性:動物食
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