ミンククジラ(Minke鯨)
ミンククジラ(Minke鯨)とは、鯨偶蹄目ナガスクジラ科ナガスクジラ属ミンククジラ種の海洋哺乳類「鯨」の一種です。
クジラの中では小型です。ヒゲクジラ類とハクジラ類の内、ヒゲクジラ類に属します。
ミンククジラには南極に生存する「クロミンククジラ」や日本近海に生存する「ミンククジラ」がいて
それぞれ環境に適した食物を採食しています。すなわち、クロミンククジラはオキアミ、ミンククジラは群泳する小魚を食物とします。
尚、ここでは両者を分類せず、ミンククジラと呼ぶことにします。
生物としての鯨
体形はずんぐりしていて大きく、体長は成獣で7〜8メートル、
体表色は背側が濃青、腹側は白い。鼻の穴は2つあります。
上の歯に特徴があり、「クジラヒゲ」と呼ばれる細長い髯状の歯が数百枚あり
オキアミ、真鰯などの小魚を漉し摂り栄養とします。
水産資源としての鯨
調査捕鯨で捕獲されたものか、定置網に誤って入ったものが細々と市場に出ているので鯨肉は高値取引されています。価格は体長1メートル当たり百万円が相場とされます。
食べ方には、刺身や、竜田揚げ、鯨カツ、塩鯨、鯨ベーコン、缶詰−鯨大和煮などがあります。
一般名:ミンククジラ(Minke鯨)
学名:Balaenoptera acutorostrata
分類名:海洋哺乳類界脊索海洋哺乳類門脊椎海洋哺乳類亜門哺乳綱鯨偶蹄目ナガスクジラ科ナガスクジラ属ミンククジラ種
別名:コイワシクジラ、Minke Whale
生息分布:赤道を除く世界中の海
生活型:海洋哺乳類
体形:ずんぐりして大きい 体長:7〜8m 体重:7.5ton
食性:オキアミ、コウナゴ、メロウド、カタクチイワシなどの動物性食
可食:可 食べ方:刺身、竜田揚げ、鯨カツ、塩鯨、鯨ベーコン、缶詰−鯨大和煮
備考:日本は国際捕鯨委員会(IWC)より商業捕鯨が禁じられ、
調査捕鯨で年間捕獲数が制限されている。
名前の由来:ノルウェーの捕鯨船砲手Minkeに因む。
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