ナンヨウハギ(南洋剥)

【かぎけんWEB】
ナンヨウハギとは、スズキ目ニザダイ科ナンヨウハギ属の海水魚です。
別名:Palette surgeonfish、ジュリグヮークスク(沖縄)、Flagtail surgeonfish

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ナンヨウハギ(南洋剥) とは、 カワハギ(皮剥)  や、 ウマヅラハギ(馬面剥)  等のように「ハギ」と付きますがフグ目ではなく、スズキ目ニザダイ科ナンヨウハギ属の海水魚です。

幼魚
幼魚はサンゴに群れで生活していますが、成魚になると潮通しの良い岩礁域に移動します。

成魚
体表色は明るいコバルトブルーで、顔に小さなソバカス状の斑があり、 目から尾鰭にかけて墨を流したような黒斑が入ります。 尾鰭は黄色い三角形で上下端は黒い。 尾の付け根に鋭い棘があり、他の魚を威嚇するのに使われます。

食べ物と外敵
食性は、主に、動物プランクトンで、他に藻類などを食べる雑食性です。 外敵はオニカマス等の大型魚類です。

用途
食用とはせず、色鮮やかで美しい魚なので、専ら観賞魚とされます。

メディア出演
ディズニーの長編アニメ「ファインディング・ニモ(Finding Nemo)」で、 人間に捕らわれた子供の  カクレクマノミ(隠隈魚) 「ニモ」を 探すお父さんカクレクマノミ「マーリン」の友人「ドリー」として出演しています。

一般名:ナンヨウハギ(南洋剥)
学名:Paracanthurus hepatus
別名:Palette surgeonfish、ジュリグヮークスク(沖縄)、Blue tang、Regal tang、Flagtail surgeonfish
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱スズキ目ニザダイ亜目ニザダイ科ナンヨウハギ属
生息分布:高知県以南の日本、インド洋、太平洋 環境:岩礁、サンゴ礁域
全長:25cm 体形:楕円形で側扁(左右に平ら)  体表色:鮮青地に黒い斑紋  顔:小さなソバカス状斑  尾鰭:黄色い三角形状で上下縁が黒い(背鰭・臀鰭の上下にも黒縁がある)  食性:主に、動物プランクトンや、藻類を食べる雑食性  外敵:オニカマス等の大型魚類

■関連ページ
ナンヨウハギ(南洋剥)  沖縄美ら海水族館(2009年8月)  熱帯魚図鑑  使用前・使用後物語  釣りカレンダー  魚図鑑 


箱根園水族館で


ナンヨウハギ(南洋剥)

顔にソバカス状の斑があり、尾鰭は黄色い。
ナンヨウハギ(南洋剥)
箱根園水族館で、2012年6月24日


沖縄美ら海水族館で

ナンヨウハギ(南洋剥)
「何ぞ」

ナンヨウハギ(南洋剥)
「素晴らしい」

ナンヨウハギ(南洋剥)
「出会いは無いものか?」

ナンヨウハギ(南洋剥)
「あっちにありそうやな」

ナンヨウハギ(南洋剥)
「下のハギ、なんやら落ち着かんが大丈夫か」

ナンヨウハギ(南洋剥)
「新しい出会いを求めて独身ハギは行く」
ナンヨウハギ(南洋剥)
沖縄美ら海水族館で、2009年8月12日


横浜・八景島シーパラダイスで


ナンヨウハギ
「しかし、孤独やなぁ」

ナンヨウハギ
「何言うてまんねん。上にワイがおるやないか」

ナンヨウハギ
「下にはワイがおりまっさかい」

ナンヨウハギ
「そっかぁ、ワイはひとりやないんだ。ブーン」


ナンヨウハギとキイロハギ
「おっと、黄信号に注意! なぁんだ、キイロハギさんか」
ナンヨウハギ(南洋剥)
横浜・八景島シーパラダイスで、2011年5月21日