パイナップル(Pineapple)

パイナップル(Pineapple)　とは、ブラジル原産の パイナップル目パイナップル科アナナス属パイナップル種の熱帯性常緑多年草とその果実のことです。
果実の収穫が主な目的として栽培されています。 名前の由来は、果実（apple）の表面（果表）に茶色をした亀甲紋が多数並んでおり、 それが松ぼっくり（pine）のように見えることに因みます。
剣のように鋭く、堅く、細長い葉の根元中央部から太い花茎から総状花序を伸ばし青紫色の小花を多数付けます。 100個以上の小花が咲いた後の花托が熟した部分を食用とします。 パイナップルには種子はありません。 繁殖は、根や葉、果実などから出る芽で行います。
果実を切ると中の実（果肉）は黄色をしており、多汁で、酸味や、甘味があり、 生食とする他、ジュースや、アイス、砂糖菓子、缶詰、ワイン等の食用とされます。 パイナップルダイエットという美容もあるようです。 スーパーや果物屋で普通にみかける南国の果物です。 食用とされる品種の他、観賞用とされる小振りの品種があります。

●似ている植物
アダン（阿檀）：果実がパイナップルに似ている　
パイナップルリリー(Pineapple lily)

一般名：パイナップル(Pineapple)
学名：Ananas comosus（アナナス）
別名：パイン(Pine)
分類名：植物界被子植物門単子葉植物綱パイナップル目パイナップル科アナナス属パイナップル種
原産地：ブラジル
草丈：50〜100cm　果実長：20cm
花色：青紫　
栽培地：赤土（酸性土壌）が適している
収穫までの期間：植付けから2年、翌年からは1年周期

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