オニシモツケ(鬼下野)

【かぎけんWEB】

オニシモツケとはバラ目バラ科シモツケ属オニシモツケ種の大型の多年草です。

花図鑑をリニューアルしました。
上記リンクにてアクセスできます。

オニシモツケ(鬼下野)は、バラ科シモツケ属の大型多年草です。
北海道～中部以北の山地の沢沿いや湿った草地に自生します。草丈が2mほどに成長する大きな　シモツケソウ(下野草)　です。
葉は単葉で葉柄があり掌状に５深裂しますが、頂小葉の大い奇数羽状複葉です。互生して付きます。
花茎から散房花序を伸ばし、6月～8月に主に白花を開花させます。小花は五弁花で多数の蕊の長い雄蕊があります。
花序に毛が密生する大型の　シモツケソウ(下野草)　ということで花名が付けられました。

●シモツケ属オニシモツケ種の花
イブキシモツケ(伊吹下野)　コデマリ(小手毬)　シジミバナ(蜆花)　オニシモツケ(鬼下野)　シモツケソウ(下野草)　シロバナシモツケ(白花下野)　ユキヤナギ(雪柳)　

一般名：オニシモツケ(鬼下野)
学名：Filipendula camtschatica
分類：植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科シモツケ属オニシモツケ種
生息地：北海道～中部以北　環境：山地の沢沿いや湿った草地
草丈：2m　
葉形：奇数羽状複葉　葉柄：有り　小葉形：掌状に5深裂　頂小葉：大きい　葉の付き方：互生　
開花期：6～8月　花色：主に白（～薄紅色）　花序形：散房花序　花弁数：5枚　雄蕊：多数あり長い　
特徴：花序に毛が密生する　

pana

オニシモツケ
白山自然高山植物園(2013年6月22日)