ワレモコウ(吾亦紅)【かぎけんWEB】

ワレモコウは、バラ目バラ科ワレモコウ属の多年草です。

●ワレモコウ

ワレモコウ
ワレモコウ、箱根湿性花園 Fuji(2021年10月10日


ワレモコウ(吾亦紅)とは

ワレモコウ(吾亦紅、学名:Sanguisorba officinalis)とは、秋、全国の草地で普通に見られる、 長い穂状花序に無柄の赤紫色の細長い小花を球状に咲かせるバラ目バラ科ワレモコウ属の耐寒性多年草です。 花のように見えるものは萼で、花弁はありません。萼は上から下に咲く有限花序です。
葉には鋸歯があります。
乾燥させた根にはタンニンが含まれ止血効果があります。 似た花にセンニチコボウ(千日小坊)があります。 センニチコボウ(千日小坊)はワレモコウ(吾亦紅)よりもっと密に集合花が付き、集合花の形も丸く、葉は全縁です。

一般名:ワレモコウ(吾亦紅)
学名:Sanguisorba officinalis(サングイソルバ・オフィシナリス)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目バラ科バラ亜科ワレモコウ属
分布:日本全国 環境:草地
草丈:50〜100cm
葉形:羽状複葉(根出葉)、細い長楕円形(小葉) 小葉縁:浅い鋸歯 
花序形:穂状花序 花色:赤紫 開花期:8〜10月 
用途:庭植え、漢方薬


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ワレモコウ
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