カナガシラ(金頭) とは、浅海の砂泥底に生息しているカサゴ目ホウボウ科カナガシラ属の海水魚です。
ホウボウ
と良く似た魚で胸鰭が発達しています。
体形は蒲鉾型で、腹は平らで、頭が大きく、背側は紡錘形で尻尾に近づくにつれ細くなります。
体色は背中は灰色みを帯びた赤で、側面は薄赤褐色で、腹部は白い。
頭が硬いのが名前の由来です。
顔の吻が反り返っており、吻先に無色の短い棘が左右2本ずつ出ています。
眼は大きくはっきりしており、口は大きく、背中にザラザラした小さな鱗があります。
胸鰭が変化した3対の軟条があり、足のように使って海底を歩き海老や蟹、小魚を捕食します。
胸鰭はホウボウが大きく鮮青色をしているのに対し、カナガシラの胸鰭は小さめで色も地味です。
一般名:カナガシラ(金頭)
学名:Lepidotrigla microptera
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱カサゴ目ホウボウ科カナガシラ属
別名:Sea robin
分布:北海道以南 生息環境:浅海の砂泥底
全長:30cm 体形:蒲鉾型で腹は平らで頭が大きく背側は紡錘形で尻尾に近づくにつれ細くなります。
体色:薄赤褐色(背)、白(腹)
食べ物:甲殻類や小魚などの肉食性
料理方法:刺身、鍋物、煮付け、焼き物 身色:白 旬:冬〜春
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