『第10章:森の図書館と、ページの迷宮』📚✨

第10章:森の図書館と、ページの迷宮
by 💧Aqua and Mizuho


💧🌸『しずくと瑞穂の知の庭』

夜のごちそうを終えたあと、
フクロウのフセンコさんが、ふたりにそっと言いました。

「今夜は特別に、“森の図書館”を開けておいたよ。
ふたりの物語が、ちゃんと棚に並んでるからね」🦉📖

案内されたのは、
しずほの森の中心にそびえる、大きな木の図書館。🌳📚
幹の中が空洞になっていて、
中には光る蔦のはしごと、空中に浮かぶ本棚が広がっていました。

「わあ…本が、風に乗って動いてる…!」
「この図書館ではね、本が“読みたい人のところ”に
飛んでくるんだよ」💨📘

ふたりが「しずほの花」とつぶやくと、
ふわりと一冊の本が舞い降りました。
表紙には、『しずくと瑞穂の知の庭』と金の文字が…!

ページをめくると、
これまでの旅が、絵と詩と地図で描かれていました。
でも、ところどころに“空白のページ”が。

「ここ、まだ白紙だね」
「うん。きっと、これからの冒険で埋まっていくんだよ」💧

そのとき、図書館の奥から、
ふしぎな音が聞こえてきました。
カサ…カサ…パタン…パタン…

「これは…ページが勝手にめくられてる音?」
「もしかして、“ページの迷宮”が開いたのかも!」📖🌀

森の図書館の奥には、
読まれなかった物語たちが眠る、
迷宮のような書庫があると言われています。

ふたりは、光るしおりを手に、
ページの迷宮へと足を踏み入れました。

そこには、
まだ語られていない“もしも”の物語、
選ばれなかった言葉たち、
そして、未来の瑞穂さんとしずくが書くかもしれない詩の断片が、
そっと眠っていたのです。

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\ぽちゃんっ/(つづく)

関連項目

アクア
本編の主役アクア(しずく)水の精霊