ボタン、稚内、2007年6月
ボタン、佐野、2002年4月
ボタン、筑波実験植物園(2009年5月2日)
ボタン、稚内の花(2007年6月)
ボタン、5月(2001年)
ボタン、筑波実験植物園(2009年5月2日)
ボタン、小石川植物園、2007年6月3日
ボタン、2010年5月
ボタン、筑波実験植物園(2009年5月2日)
■牡丹と芍薬の異なる点
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木なので、そのまま越年し、茎から芽が出る。
葉先に切れ込みがある。
小葉の先に切れ込みが有る。
艶が無い。
蕾の先が尖る。
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草なので、冬に根を残して枯れ、春にまた新芽を出す。
葉に殆ど切れ込みが無い(細葉芍薬:テヌイフォリアを除く)
小葉の先に切れ込みが無い。
艶がある。
蕾の先が尖らない。
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■共通点
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日本へはどちらも漢方薬として渡来した。
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ボタン(牡丹)
ボタン(牡丹、学名:Paeonia suffruticosa)とは、ユキノシタ目ボタン科ボタン属の耐寒性落葉低木です。
平安時代に、中国から日本に薬用として渡来しました。
薬効としては、根皮に解熱、鎮痛、消炎、浄血があるとされます。
樹形は分枝して横に広がります。
初夏に、その年に伸びた枝先に大輪の花を一個咲かせます。
葉の茂みの上に花が置いてある感じです。
園芸種が多数栽培されています。
ボタンの花は、
「立てば シャクヤク(芍薬)、
座れば ボタン(牡丹) 、
歩く姿は ユリ(百合)
の花」と、
美人を形容する例えの一つとして詠われています。
ユリはさすがに見間違えることはありませんが、シャクヤク(芍薬) と、ボタン(牡丹)は似ています。
そこで、両者の類似点と違いを見ることにしましょう。
一般名:ボタン(牡丹)
、学名:Paeonia suffruticosa
、別名:ハツカグサ(二十日草)、ナトリグサ(名取草)、tree peony(ツリー・ピオニー)
、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱ユキノシタ目ボタン科ボタン属
、原産地:中国
、樹高:50〜200cm 開花期:4〜6月
花色:薄紅・白・紅・紫紅・黒紅・黄・青紫・橙・紅のぼかし入り
花の咲き方:八重咲き・千重咲き・万重咲き
花径:15〜20cm
薬効(牡丹皮):根皮に解熱、鎮痛、消炎、浄血
■関連ページ
ボタン(牡丹)
シャクヤク(芍薬、学名:Paeonia lactiflora )
筑波実験植物園(2009年5月2日)
4月の花#8(2002年、佐野)
5月の花(2001年)
6月の花(2007年、稚内)
ハ行の花図鑑
薬草図鑑
野草図鑑
花図鑑
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ボタン(牡丹)
筑波実験植物園、2009年5月2日
ボタン(牡丹)
2007年6月、稚内市内で
牡丹
佐野あしかがFP、2002年4月29日
ボタン(牡丹)
佐野あしかがFP、2002年4月29日
ボタン(牡丹)
2001年5月、沼津和風レストラン庭園で
ボタン(牡丹) 果実
小石川植物公園で、2007年6月3日
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