秋の京都 紅葉【かぎけんWEB】

11月、京都と都内

「11月の花(2006年)」には、  楓(カエデ)や、 南天(ナンテン)イソギク(磯菊)、  等、2006年11月に京都や都内で撮影した花や果実の写真と説明(学名、分類名等)があります。

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カエデ(楓)

ナンテン(南天) ナンテン(南天) ナンテン(南天) カエデ(楓) カエデ(楓) カエデ(楓) カエデ(楓) カエデ(楓) カエデ(楓) カエデ(楓)



●楓(カエデ)
楓(カエデ)
楓(カエデ)
京都、2006年11月

楓(カエデ)は、子供の掌形のような切れ込みのある葉が秋に紅葉する落葉高木です。 葉は対生してつき、花は小さいです。有名なカエデの種類には、イロハモミジやヤマモミジ、 イタヤカエデなどがあります。カエデ属には、アサノハカエデ節やイタヤカエデ節、 イロハカエデ節、ウリカエデ節、オガラバナ節、カジカエデ節 、コブカエデ節、 カラコギカエデ節、チドリノキ節、テツカエデ節、トウカエデ節、ヒトツバカエデ節、 ミツデカエデ節、ハナノキ節、メグスリノキ節 等があります。 日光のイロハ坂や、京都の紅葉が人気です。

一般名:楓(カエデ)
学名:Aceraceae L.
別名:Maple tree
分類名:カエデ科カエデ属

楓(カエデ)
楓(カエデ)
楓(カエデ)
楓(カエデ)
東福寺通天橋(京都)、2006年11月11日

楓(カエデ)のページ

●南天(ナンテン)
南天(ナンテン)
南天(ナンテン)の実
京都寂光院近く、2006年11月11日

南天(ナンテン) は、初夏、円錐花序に沢山の白い米粒状の小花を咲かせるメギ科ナンテン属の 常緑低木です。 冬に、赤い小球形の実を付けますが、美しいので鑑賞にされるとともに、咳止めの原料となったり、 名前のナンテンという、難を転じる、いとにあやかって縁起物とされ、 また、緑の葉と赤い実の色の対比が美しいので、おせち料理の二の重の彩りに使われます。 南天(ナンテン)の小葉は、固く、光沢があり、枝の上方に纏まって付きます。 南天(ナンテン) は、別名をヤマナンテン(山南天) というナナカマド(七竃)と花や実が とてもよく似ており、南天(ナンテン)の方がこじんまりしています。

一般名:南天(ナンテン)
学名:Nandina domestica
別名:ナンテンショク(南天燭)、ナンテンチク(南天竹)
分類名:メギ科ナンテン属
原産地:日本、他
樹高:100〜200cm 果実径:0.6〜0.7cm 実色:赤 果実観賞期:11〜12月  葉色:緑 複葉の小葉長:3〜8cm 開花期:5〜7月 花序形:円錐形  花径:0.5〜0.6cm

南天(ナンテン)
南天(ナンテン)
南天(ナンテン)の実
京都寂光院近く、2006年11月11日

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●イソギク(磯菊)
イソギク(磯菊)
イソギク(磯菊)
2006年11月26日、江東区

イソギク(磯菊)は、秋、伊豆半島や房総半島等の海岸に群生して自生する アゲラタム(Ageratum)に似た花で、 多数の黄色い筒状花だけで形成された小さな頭状花(頭花)を散房状につけるキク科キク属の多年草です。 葉の周りに白い縁取りがあるのが特徴ですが、 それは葉裏にある長い毛が葉表まで回って見えているものです。 海岸に咲く花なのでイソギク(磯菊)と名づけられました。 園芸品種も栽培され、庭や鉢物として鑑賞される他、押し花などの花材にもされます。

一般名:イソギク(磯菊)
学名:Dendranthema pacificum(デンドランテマ)、Chrysanthemum pacificum(クリサンセマム)
分類名:キク科キク属
別名:イワギク(岩菊)
原産地:日本
草丈:30〜40cm 開花期:10〜11月 花色:黄 花径:1.5 葉表:緑  葉裏:銀白(長い毛で覆われている)


イソギク(磯菊)
イソギク(磯菊)
イソギク(磯菊)
2006年11月26日、江東区で撮影

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